クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ミモザの咲く温室

梅が咲いた、桜のつぼみがほころんだ。

各地から聞こえてくる春の訪れのニュースは、北極からながめる南十字星のように遠く感じられる。今日なんか、外出るのさえ嫌だった。寒いのも、単色の世界も嫌ねー。
 
 
単色の世界に飽きたので、パァッと色鮮やかで華やかなものを見て、ウキウキしたくなった。なので、運が良ければそんな光景に出逢えそうな場所に行ってきた。
 
 
かつては、さっぽろ花と緑の博覧会も開催されたらしい、一年中花に触れられるくつろぎの公園だそうです。JRの駅からも徒歩圏内。
 
 
札幌ドーム4・6個分の広さを持つ総合公園で、温室もあり。少し前の週末に車で行ったけど、ガラガラだろうという予想に反して、駐車場にはいっぱい車が止まってた。
 
 
あれ?隠れた人気スポット???とか思いつつ、入園料130円なりを支払って中に入ると。。あれれ、なんか狭い。
 
 
公園自体は札幌ドーム4・6個分あるけれど、お目当ての温室は思ったよりも狭かった。足を踏み入れた途端に気持ちが華やぐような、そんな華々しさからもちょっと遠かったけど、お花あるいは植物はいっぱいあった。

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こんな蘭や、バラ咲のジュリアンもあった。この温室の雰囲気、なんか覚えがあると思ったら、「ホームセンターのガーデニングコーナー」に似てるんだよね。見るだけじゃなくて、購入も可能。花を買いに来てる人で、意外とにぎわってた。65歳以上は無料だしね。
 
 
その日の目当てはミモザ。黄色いフワフワした花をつける、独特の芳香もある春の花。この温室にはミモザの大木があり、満開になるとそれはそれは見事なんだとか。

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えっ、ちっさ。と思ったけど、これダミー。
 
本物のミモザの大木は、満開にはほど遠かった。残念!

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いつ頃見頃になるのか聞いてみたら、「3月8日のミモザコンサートには間に合わせます!」との力強いお返事だった。温室だしね、ここ。温度調節で何とかなるみたい。

 
そして外に出ると、銀のロマンティックわはは、な光景が待っていた。

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 えっと、元牧場らしいけど、ここ駅から徒歩圏で住宅地なんだよね。なんでいきなりここだけ『北の国から』みたいになってるんだろう。天気良かったせいもあって、白く輝く雪原が、ただひたすら眩しかった。

 
 
犬は喜び雪原駆け回り。そんな気持ちで雪の中ザクザク進んでみたけど、結構疲れるんだよね。冬季の公園にはありがちなことだけど、ここも「歩くスキー」が楽しめる場所。何も大変な思いをしてスキー場までいかなくても、ここで十分非日常が楽しめる。
 
 
犬の散歩させてる人も多かった。どこら辺りでワンちゃん遊ばせてるのか、広いだけにもひとつ見当つかなかったけど。
 
 
この公園、名前にも「百合」が入ってるけど、夏季は百種類もの百合が見られるところ。百合広場を一周できる、リリートレインなんてものも走ってる。

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というわけで、「ゆり根どら焼き」も売ってた。百合尽くし~。

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シーズンオフ期間は、めちゃくちゃ素敵な場所ってわけでもないけど、お花が好きな人ならそこそこ楽しめる。
あと、写真撮る練習するのにもってこいの場所。カメラ抱えた人も、たくさん見た。

お休みなさーい。

 

銀のロマンティック…わはは (花とゆめCOMICS)

銀のロマンティック…わはは (花とゆめCOMICS)