クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

名残りの雪だるま

2月は逃げるであっという間に2月が終わってしまった。

 

もう3月なんて信じられない、と言いつつ3か月後もきっと、もう6月なんて信じられないなんて言ってるに違いないと予想してる。

 

2月の名残りで、雪だるまの練り切りを記念に貼っとこ。

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http://tabelog.com/hokkaido/A0106/A010601/1038107/

いつの間にか、雪だるまも練り切りの立派なモチーフになってて、厳冬期には何種類かの雪だるま練り切りを見かけた。

 

和菓子の世界にもKawaii!!の波がきてるのかな。昔ながらの和菓子は、形も銘も、一体何を表してるのかよくわからない、もっと抽象的なものだったような。

 

今頃の季節だと、「下萌」とか「三千歳(みちとせ)」とか。

 

「下萌」は字面からなんとなく、どこかに緑が入っていて、萌ゆる春を表してるのかなーとか類推がきくけど、「三千歳」に関しては、手掛かりが全くない。いつの季節を表してるのか、実物見るまで謎だもんね。実物は、淡いピンク色と緑なので、あぁ春なのね、と見ればわかるようになってる。

 

誰が銘を考えるのか知らないけど、名前のつけ方ひとつとっても風流だなーって感心する。

 

3月のライオン』に出てくるひなちゃんの実家もそういえば和菓子屋さんで、あの頑固そうなおじいさんの手から、繊細な和菓子が生み出されるのかと考えると、創作の不思議、を感じる。

 

昔読んだ本の中に、著者の顔写真と文章を照らし合わせて読むっていうくだりがあって、感じ悪いなーと思いつつも、そういう考え方もあるのねと知った。

 

『いい顔した人物の書く文章はたいてい面白く、その反対は必ずしもなりたたない』って、何を言ったかよりも、誰が言ったかの方がより大事ってことだよね。

 

「いい顔」っていうのが、必ずしも優れた容姿を表すわけじゃなくて、恐らく人徳が顔に出てる。そんなことを言ってると信じたいけど。

それからずいぶん時間がたって、長文・短文含めてものすごーく大量の文章が行き交うようになっちゃった。書いた人のキャラクターとセットになってるような文章もあるけど、「誰」が抜け落ちちゃって、「誰かが」言ってたくらいにしか認識しなくなってきた。ごくごく少数の著名人を除いて。

 

大量に水増しされたおかげで、発言した誰かのことはもうどうでも良くて、何言ってたか。そっちに関心向くようになった。情報ジャンキーになりがちなので、もちっと丁寧に情報に接しないとね。そんなこと深夜に考えて、明日の早起きに備えてる。(浅い眠りで目を覚ましやすくしよう作戦)。

 

お休みなさーい。