クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

子ども魂

スノーボード女子パラレル大回転で、竹内智香が銀メダルとってた。
 
 
スキーとスノボ、メダル獲得数では、今のところ半々ぐらい?昔スキーやってた層が、ファミリーでスキー場に戻ってきたりしてるけど、将来的にはスノーボード人口の方増えるのかな、どうなのかな、なんて思いながら見てる。
 

この間中学生の時からスノボやってるっていう人と話す機会があったんだよね。スノボが流行りはじめた第一世代って自称してたから、今でも空中で回ってたりするんですか?って聞いてみた。スノボに対する知識ないからねー、ついその辺でやってるようなことやってるのかと思って。
 

そういうのはもう卒業して、今はゲレンデじゃない所を滑るのが楽しいらしい。「ゲレンデじゃないところを滑る」楽しさいろいろ語ってくれたんだけど、その時はぴんとこなかった。腰パン騒動で悪目立ちした國母和宏のショートムービー見て初めて、「あ、こりゃ面白いわ」と理解した。
 
 
ゲレンデじゃないところ、コースとして整備されたところを滑ってるわけじゃないから、時にデコボコ。障害物として立ちはだかるのは、立ち木だったりして、その枝と枝の隙間をぴょんとボードで飛び越えたりしてる。何ソレすっごい楽しそう。
 
決まったコースをただ滑り降りるより、上級者ならではのお楽しみって感じがすごいする。
 
 
ス ノボ歴長い人と話してた時は、面白さをちゃんと理解してたわけじゃないけど、「ずっと続けてたら上手にもなるし、滑ってると楽しいでしょ」なんて話して た。ウィンタースポーツに適した土地だし、その気になればシーズン中は何度でも滑りに行ける。ずっと続けられる環境で良かったですねって言ったら「でも ね、途中で辞める仲間が多いんですよ」って言ってた。
 
 
流行ったスポーツでもあるし、歴史が浅いこともあって、何となく「若者のスポーツ」というイメージが強い。そのせいでもないけど、続けられる環境にもかかわらず「何となく、もう辞めとくわ」と、仲間が抜けていくらしい。もうええ年やしという、ココロの声を聞くのかも。
 
 
もったいない。そう思うけど、サーフィンと違って50歳や60歳になってもスノーボードやってますって人、あんまり知らない。今のところ。これからそういう人が増えていく、途中だから。
 
 
50 や60になっても卒業せずに続けていたら、それはもはや”ライフスタイル”だと思うんだよね。あーあの人達は、それが好きでやってるんでしょっていう。子 どもの遊びみたいなもの、あるいは時期が来れば卒業するものでしょ。そう言われてたジャンルを、ライフスタイルとして認めてもらうまで続ける。結構難しい のよね。もうええ年やろという、他人のココロの声が聞こえてくるだけに。
 
 
自分のココロの声を聞くには、面白い・楽しいっていう子ども魂(だましい)がないと、聞こえてもこないのかも。
 

 

お休みなさーい。