いつのまにかソチオリンピックも始まってた。２月は逃げるっていう通り、日付変わるのも早く感じる。毎日寒くて寒くて、スキー場で生活してるようなもんだな。そう思ってたら、ほんとに当地はスキー場もどきだった。
めっちゃ街中にどどーんとスノーボードのジャンプ台が登場。高さ２４メートル、長さ６０メートル。
雪が無ければ鳩が平和にぽっぽーと、観光客から豆もらってる公園です、ここ。
向かいの道路から見たところ。ジャンプ台の向こうにはオフィスビル。ここにジャンプ台があるのは景色としておかしい。
なのに、飛んでる飛んでる。
ソ チオリンピックのちびっと前、２月５日から始まった『さっぽろ雪まつり』会場には、初音ミクの雪像以外にも楽しめるものあり。それがこの『白い恋人 PARK AIR』。場所は初音ミクの雪像、「雪ミク雪像」や限定グッズ販売スペースのある西１１丁目会場とは逆サイド、「さっぽろ雪まつり３丁目会場」になりま す。オタクとヤンキーは離しとけって配慮ですかねー。
しょせん雪まつりの余興レベルでしょ。そう思ってたら、これが結構レベルの高い大会らしかった。あら通り過がりにタダで見れるのに。。
札 幌ドームで２月２２日・２３日に開催される、世界最大級スノーボードイベント『TOYOTA BIG AIR』の日本人最終予選出場権をかけた、国内トップライダー８９人による熱～い大会だそうな。まじ？それってフィギュアスケートでいえば、ＮＨＫ杯出場をかけ た、全日本選手権みたいなもんですか、違いますか。ちなみに『TOYOTA BIG AIR』は賞金総額１０万ドル（約１千万）、出場者はたった１６人。ソチ五輪スロープスタイル代表の角野友基選手は招待選手としてエントリーされてる。今日の予選は残念だったけど、準決勝がんばってね。そうすると、やっぱりちゃんとした大会なんだ、これ。
ジャンプ台と観客の距離が近いので、最前列の人は「砂かぶり」ならぬ「雪かぶり」体験もできる！運が悪ければ風邪だって引ける！
競 技する人にとっては怖い会場だと思うんだよね、ここ。スキー場のようにのびのび広々してるわけでもないところで競技するんだから。傾斜きつい・助走できな い・飛び出しのタイミングもゲレンデとは違う。度胸とテクニックに恵まれた人じゃないと、クルクル回転する大技なかなか決められないんじゃないかと思う。 だからゲレンデで見るより、多分大技は少ないはず。
でもねーこんなに狭い場所で飛んだり跳ねたりしてんだもん。すごい迫力。あんまり上手く撮れてないけど、モーグルセッションタイムもあって、こんなに狭い場所なのに数名で一斉に滑り始めてた。多重衝突事故起こりそうで、 こえーよ。あっという間に滑り終えるけど、見てると心臓に悪い。でもすっごく面白そう。向こう見ずなちびっこに見せるとやりたい！って言い出す子いそう。
タイムスケジュールが決まってるので、要確認。時間が合わなかったら雪像見てればいいよ。プロジェクションマッピングもあるし（注：週末は激混みする）。２月１１日まで。ただしスノーボードは９日までかも。その後はエアスタイルのスキーやるみたい。
