クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ホワイトとダーク

白い悪魔は今日も大暴れ。年末行事消化というミッションのため、悪魔に翻弄されながらもお出かけしてた。地下歩く人増えたわー。人いっぱいだったわー。車も渋滞しまくりだったわー。
 
 
今読んでる本に、「白ラム酒」っていう言葉が出てきて一瞬???ってなった。白霧島みたいねーと思ったけど、よーするにホワイト・ラムのことね。ホワイトといいつつ無色透明なお酒。
 
 
南 の島辺りで海でも眺めながら、ふんぞりかえって一杯やりたいよーなお酒。ロックで飲めるほど強くないから、モヒートが関の山だけど。「ラム酒」=「海」= 「海賊」って連想ゲームが働くのは、スティーヴンソンの『宝島』に出てくる海賊が飲んでたから。そのせいで、ラム酒を好む人はなんだか悪い奴って刷り込み が、今でもちょっぴり残ってるかも。
 
 
そーいや作家のヘミングウェイも、ラムのカクテル「フローズンダイキリ」と「モヒート」をこよなく愛してたそう。考えてみればあの人も、好き勝手に生きた大概な人だったから、やっぱりろくでなしと相性良さげなお酒みたいね。
 
 
勝手な思い込みにはもうひとつ、「ラム酒」=「海」=「南国」の連想ゲームもあって、南国の海で飲むそれは、無色透明で涼しげなホワイト・ラムの方が、ダーク・ラムよりも断然ぴったりくる。
 
 
私の中では長らくダーク・ラムって、お菓子作りに使うお酒だった。「ホットバタードラム」なんて寒い冬の夜にはぴったりの飲み物もあるしねー。甘い香りと相性がいいから、カスタードクリーム作る時とかに入れてたんだよね。ちょっぴり大人の味目指して。
ホワイト・ラムとダーク・ラム。何が違うのかなーって思ってたら、
蒸溜した原酒を内面を焦がした樽で3年以上貯蔵するため、樽からの独特な香味成分が出て濃褐色になるのが特徴です。
なるほど!あの褐色は樽の色だったのね!3年以上も寝かしてるなんて知らなかったわー。原材料が違う、ワインの赤と白みたいにサトウキビの品種が違う、または原材料として使用する部位が違うから色が変わるのかと思ってた。
 
 
お利口さんになったわー。そんな会話、バーのカウンターに座ってた時も聞いたような気もするけど、何せ鳥頭だからすぐ忘れちゃうのよねー。自分で調べないと、すぐに忘れちゃう。
 
 
映 画『パイレーツ・オブ・カリビアン』が大人気になったおかげで、イギリスではダーク・ラムの売り上げもぐーんと上がった。なんてwikiには出てたけど、 ほんまかいな。そーいやクリスマスが近いせいか、ラム・レーズンベースのお菓子を良く見るようになった。今日はドトールで「ラムレーズンミルクレー プ」食べちゃったし。
 
刷り込ってオソロシ-。でも、選ぶ手間省いてくれるんだから、忙しい時にはいいのかも。
 
 
赤や黒だけでなく、長崎だかどこかでは、「緑霧島」なんてのもあるとかないとか。マボロシです。現物見たことないです。ミドリ色してたらどーしよー。最近の霧島、斜め上路線走ってるから、ミドリムシ入り霧島があっても不思議じゃないのよねー。

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お休みなさーい。