クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

コメディエンヌ

ダラダラと、DVDを見て過ごす休日。

 

コメディエンヌといえば、真っ先に思い浮かぶのがゴールディ・ホーンメリル・ストリープと共演してた「永遠に美しく。。。」が、一番強烈に覚えてる映画かもしれない。「美魔女」って聞くと、どうしてもこの映画を思い出すんだよね。

 

今では名優の誉れ高いメリル・ストリープも、かつてはこんなコメディで、女同士の壮絶な争い繰り広げてた。永遠の美を求めていくと、最後には限りなく人外に近づいちゃって、見てる人は言葉を失うか、見てはいけない物を見たって目を逸らしちゃうんだよね。

 

美容法発達してるから、近頃だとお肌がちょっとアレな感じになっても、ピーリングでひと皮剥いてもらえばいいかって。やったこともないくせにそんな事考えて、呑気でいられる。

 

ボトックス注入、プチ整形。美しくなるためって動機から入る人体改造。抵抗感なく受け入れるのは、きっと女性の方が先。人体改造に対する抵抗が限りなく低くなった先には、「いつまでも白魚のような手」「いつまでもキュッと引き締まった足首」って、ボディ取り替えるのも平気になりそう。そうなれば、あら人外の誕生ではないですか。魔女じゃなくて、サイボーグ路線だけど。

 

ゴールディ・ホーン、いつまでもキュートな可愛さ保ってて、この人一体何回整形したんだろうって思ってた。自然美だったらもっとすごい、ってか恐ろしい。娘であるケイト・ハドソンから「ママは私より痩せていて、きれい」って言われる還暦越え。美魔女が増えると、そんな光景も珍しくなくなるのかも。ホラー的あるいはSF的世界だね。

 

ゴールディ・ホーンメグ・ライアンサンドラ・ブロックキャメロン・ディアスリース・ウィザースプーンドリュー・バリモアも私の中ではコメディエンヌ路線かも。監督までやっちゃってるけど。『ローラーガールズ・ダイアリー』は、ガールズ映画としてすごく良い映画だった。

 

アリー my Loveキャリスタ・フロックハートとか、テレビドラマになると、コメディエンヌ一気に増えるんだよね。テレビドラマの方が「軽い」から、コメディ作りやすいし、見てもらいやすいのかも。

 

今見てる、というよりほとんど聴いてるDVDが、『ラブソングができるまで』。ヒュー・グラントドリュー・バリモアが共演してる。80年代風ポップスな曲がたくさん出てくるので聴いてても楽しい映画。

 

80年代に売れたポップスターが、ケシャを思わせる現在のポップスターに曲を提供するっていうストーリーで、80年代風ポップスと、今どき音楽の対比がおかしい。ってか変。いきなり大仏出てくんだもん。海外アーティストがいい加減にスピリチュアル理解すると、こんな感じになるよねーって感じ。そのセットで真面目に歌っちゃうの!?っていうとこが一番変ね。

 

一生真面目路線から下りない、例えばずっと高倉健高倉健(海外俳優では思いつかなかった。。)、みたいなのもいいんだけど。でももっと安っちく気楽に楽しめる、コメディ路線がやっぱり好きだわ。

 

嗤いは心身を蝕みそうだけど、笑いなら免疫力も高まるしね。

 

今年も残すところあと1ヶ月ちょっとかと思うと、一気に年の瀬気分が盛り上がる。なのに、一体何やってんだかって思うと気分もダダ下がり。まぁいいや。明日はもうちょっと、ちゃんとする。

 

お休みなさーい。