クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ししゃもにも旬があります

今日はご近所飲みの日。外食は2週間に1回位のペースで、めっきりアルコールに弱くなったから、近所じゃないと帰りがツライのよねー。

 

週末だから、せっせと片付け&掃除に励んで、その後はダラダラして過ごしてた。ダラダラして過ごす休日最高に好き。

 

今日飲みに行ったお店、決して広くないお店で厨房丸見え。だから、全てオーダー入ってから調理してる様子がよくわかった。調理する人も一人だから、ある程度作り置きしてるには違いないけど。

 

ししゃもの刺身、今シーズン初めて食べた。後一週間もすれば、シーズン終わって入荷しなくなるって言われると、今食べずにどーするって気になっちゃうんだよね。ちょろい客だなーって自分でも思うけど、美味しかった。

 

びっくりするほど高くない。そのかわりお洒落な感じでは全然なかった。とにかく美味しいものを食べるのが好きな人向けに、美味しいもの出してくれるお店。

 

そんな感じで、土曜の夜でも空いてたけど、宴会予約の電話はちょくちょく入ってきてて(お店狭いから、そういうのもよく聞こえた)、後からお店に入ってきた人たちと交わす会話も常連っぽかった。だから、ここもきっと常連に支えられてるお店。

 

そういうお店を見つける嗅覚に優れてるっていうよりも、たまたま自宅周辺にそういうお店が多いだけ。何しろ昔っから「街」だった場所だから。

 

ちよっと前に、日本って朝から晩までテレビで食べ物ネタ放映されてるって書いた。その時に、「美味しい物食べる事が好きなのはどこの国でも一緒だけど、日本人はそれに加えて語り好き」ってコメントもらった。(idコールってされるとビビるから、びっくりさせないよう、お名前敢えて伏せます)。美味しい物について語るのが好き、食べ歩きが好きっていうのは、都市居住者の特性のひとつじゃないかなと思ってる。

 

日本って、東京、大阪、名古屋、福岡の巨大都市圏に住む人の割合がすごく高い国だから、都市居住者の数、そもそも多いはずなんだよね。

 

ものすごーく高級な飲食店があったりするのも都市の特性で、そこで飲み食いするのが日常の人がいることも確か。でも、そこで働いてる人達は、毎日そんなに高級なものを口にしてるわけでもないはず。ただ、毎日美味しいとされてるもの見聞きしてるから、目や舌は肥える。

 

そんで、そういう目や舌が肥えた、でもそんなにフトコロ豊かでもない人向けに、リーズナブルな値段でも美味しい物提供するお店が高級店の周辺にも存在して。さらにそこで働く人向けに、もっとリーズナブルなお店がまたまた周辺に存在して。だから、各階層向けのお店っていうのが何となく存在してるっていう肌感覚を持ってたんだけど、最近自信なくなっちゃった。

 

ピンが崩れると、キリも崩れちゃうんだなーって、高級店に閑古鳥鳴いていて、個人でやってるような小さなお店の跡地が、そのままになってたりするのを見るたびに思うんだよね。ミシュランガイドとか、レストラン・ウィークで高級店にも入りやすくっていう試みって、実はキリを救うはずでもあるんだけど、一部ではすごく評判悪いしね。

 

日常は「セツヤク、セツヤク~♪」とハミングしながら慎ましく節約に励み、使う時にはちゃんとお金使う。高級店にはそんなにご縁はなくていいけど、美味しい店には行きたいんだよね。

 

街中がクリスマスディスプレイで華やいできた。見てるだけでも楽しー

 

お休みなさーい。