クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

細切れの一日

細切れの。。と書いたところで、冷蔵庫に入れっぱの細切れ肉思い出して、慌てて冷凍庫に移し変えに行った。思い出して良かった。

 

そんな些細なことにも気が回らないほど、細切れに忙しい日だった。季節の変わり目は色々やることあんだよね。四季があるのは嬉しいけど、衣替えしないと着る服もないし、引っ張り出した衣類や毛布はクリーニングに出したりアイロンかけたりしないといけないから、1年で4度手間なんだわ。

 

家事労働者としてハウスワークこなす時は、大抵キッチンタイマー使って、この作業は30分で終了とか時間区切って作業してる。時間内に終わらなかったら、出来たとこまでで無理矢理やめにして、次の作業にかかるようにしてる。そうじゃないと、気にし過ぎて完璧さ求めてたら終わらないから。今できることはこれまで!って割り切って、次の事やってくようにしてる。

 

快適に過ごす秘訣は何といっても”マメである”ことで、油断した途端にカオスになっちゃうから気を付けてる。来月は整理整頓と仲良くしとかないと、自分の首絞めることになるので、マメマメしく動くことを心掛ける。

 

で、そんな風に次々と作業こなしてたら、ぽっかり30分くらい待ち時間できて、お茶飲みに行くにも微妙に短いから、ご近所散歩という名の探索してた。普段はあんまり歩かないような路地入り込んだりして。よく知ってるはずの近所でも、気付かないうちにお店入れ替わったりしてて、半年前の春先とはまた違う風景になってた。お店の入替えサイクル早いんだよね。

 

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すっごいわかりにくいけど栗の木。      

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公園で見つけた小さい秋、ほんとに小さい。品種によって大きさ変わるのかな。

潔く自ら地面に落っこちてくるくらいだから、食べ頃なのか???

 

忙しいといいつつ目を通した紀行エッセイが池内紀の「きまぐれ歴史散歩」。

 

”歴史の洗礼を受けた”日本の各地を旅した記録で、気になる土地だけピックアップして読んでる。岩手県花巻市を取り上げた「光太郎の山居七年」では、「タカムラって何した人?」の文中の問いに、あぁ常識は世代間でこんなにも違うのねと思ったり。「智恵子抄」を「知恵胡椒」と脳内変換した人から「頭が良くなる胡椒なんてあるのね、どこで買えるの?」って無邪気に問われて、答えに詰まったのはどれくらい前のことだったかな、と遠い目になった。

 

あと、愛知県名古屋市を舞台とした「永仁の壺」。インテリに対する強烈なしっぺ返しが世間を騒がせた、そんな出来事がこの国には確かにあったんだよね。

きまぐれ歴史散歩 (中公新書)

9月も終わりで、これからはカレンダーを新しい月のものと交換するたびに、今年ももう終わりだなーってしみじみすんだろうな。お休みなさーい。