クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

変わったままでいられる環境

些少ですが寄付済みです。と、FBその他で自己申告するのは、なんだか赤い羽根募金みたい。同調圧力の強い集団内でやると効果もありそうだけど、ファッションとして考えたらちょっと無粋。

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ほぼ2年前の景色。

篤志家と言われるような人でも、人に知られずひっそりとやりたいと思う人ほど、赤い羽根つけるのも嫌がりそう。

 

以前住んでいたところで、公園の周囲の落ち葉やゴミを自主的にせっせと掃除しているマメな人が居た。緑豊かな場所だったから、油断するとすぐに濡れ落ち葉で汚れてしまうような場所。小さな子供にも優しくて、私から見ればいい人でしかなかったけれど、その人のことを変人や変わり者と呼ぶ人もいた。

 

もともと、その周辺すべてがその人の持ち物だったような人。身なりは質素だけどお金持ち。もとは自分のものだったから、自分の持ち物だった時のように、きれいであることを心掛ける、その態度が嫌われていた。多分、同じようにできない人たちが、無言のプレッシャーでも感じてたのかも。

 

お金持ちだったけど奢侈や贅沢とは無縁で、土地が札束に変わった後も、それまでの生活を変わらず続けていたような人。お金を使わせたい人にとってはきっと目障りで、目障りだから、変人や変わり者と呼ばれていたふしもある。

 

土地が札束に化けたエリアでは、火の手のない場所が突如燃え上がるような、不思議としか言いようのないことが時々起こる。燃えた家は売却の話が進んでいたり、経済的に困っていたらしいとなれば、ますます腑に落ちずにモヤモヤだけが残る。

 

お金が人を狂わせる。醜態に遭遇する回数は、お金持ちの人ほど増えるから、素朴な生活スタイルを崩さないのは、醜態とは距離を置く自己防衛の姿だったと思えば納得。

 

素朴な生活スタイルで満足していた人のもとにやってきたコンサル。彼は言葉を尽くしてマネーゲームに参加させようとするけれど、お金持ちになって何するんだ?と聞き返され、釣りでもなんでも好きなことができますよと答えたら、それなら今のままで十分だと言われて説得できなかったという逸話が好き。

 

やりたいことが決まってる人にとっては、環境の変化こそ厭わしいし煩わしい。厭わしいし煩わしいにもかかわらず、仕方なくマネーゲームに参加して首尾よく勝ち抜けた後に、やっぱり当初のライフスタイルを崩さない人は、変わり者と呼ばれるのはしょうがないのかも。

 

環境の変化を経ても変わらないのなら、その人の本質だから変わるわけがない。

 

設計は大事で、環境の変化を経ても変わらない人はいるものだから、だったら設計の方に手を加えて、好ましからざる人物が入ってこられないようにするのもアリ。あるいは、貢物が黙ってても転がり込んでくる仕様にしておけば、供物を集める苦労も少なくてすむ。

 

同じような環境の変化を経ても、同じように進化あるいは退化するとは限らない。変わり方も人それぞれで、想定外あるいはレアケースに対する入れ物はいつだって十分とは言えない。人と同じようになれないのなら、それも当然のこと。悪意を向けられるのも想定内じゃないと、変わったままではいられないわな。

 

お休みなさーい。

先週食べたものの振り返り

1974年に実際にあった水害時のニュース映像を使ったドラマ(リアルタイムじゃなくて、懐かしの番組特集みたいなもので見た)のワンシーン。一面の泥水の中、やっぱり屋根に逃れて救助を待つ人々の姿が映し出されていて、こんな風になるものなのねぇなんて暢気に見てた。

 

平成も末になって、似たような光景を同時多発で見るとは思わなかった。

 

ハリケーンに襲われた後みたいで、フツーじゃないことがすぐわかるから、フツーじゃないことに敏感な人ほど素早く動くんでしょ。ハリケーン襲来後の片付け方についてのノウハウなら、ハリケーンにしょっちゅう襲われる国ほどたくさん持ってそう。

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  • たこ飯、豚肉とねぎ串巻き焼き、サラダ、アスパラ春巻き
  • カレーライス
  • ラムステーキ、焼き野菜、グリーンサラダ
  • 豚肉とキャベツの味噌蒸し、れんこんのきんぴら、蒸しとうもろこし
  • ムール貝ブロッコリーの炒め物、ズッキーニとしめじのカレー炒め、炒飯
  • 豚肉とれんこん・パプリカの炒め物、冬瓜の煮物、クレソンと茹で卵入りポテトサラダ

きのとやとBAKEと。似たような商品があるけれど、中身も一緒なのかどうかは不明。横展開の親戚筋だと、のちのち揉めてる例が多いから、縦関係の親子間で似たような商売をするのは、トラブル防止の点でもいいのかも。

 

職人肌で家業を継いだものづくり系の人と、ビジネスに進んだ金融面に明るい人と。どう考えたって法務も含めてビジネス面に明るい人の方が、いざという時には打てる手も多くてものづくり系の人は弱い。

 

そんな例を多数見聞きしていたら、家業の継承にも慎重になるやね。

 

ほろ苦い甘さというものは、果たして外国人、それも激甘スイーツに慣れた欧米系の人にも通じるのだろうか???アーティチョークのほろ苦さを、季節の味覚として楽しんでる人なら理解してもらえそうだけど、一般的にはハードル高そうね。

 

ただのルバーブが、なぜこんなに高価なのかと理解に苦しむように、なぜ高価なのかを理解して手に取ってもらうまでがひと苦労。という商品が、他文化に浸透するには時間がかかるやね多分。

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平年よりも、気温はひんやり。ラベンダーもそろそろ見頃のはずではあるけれど、遠出するにはハード面も含めて懸念することが多くて、ちょっとハードル高い。そもそも天気悪そうだしな。

 

恒常的に頼りにされると、「よそはよそうちはうち」で強面になるけれど、ほどほどに知らない人やものへのスポット的な支援なら、財布の紐もゆるくなる。助けたいものだけ助けたいから、見られたくないし人にも知られたくない。という条件を満たしてたら、固いはずの財布の紐もスルスル開くかもね。かもかも。

 

洪水に泣くエリアがある一方で、取水制限に入るエリアもあり。同じ国内でどうしてという凸凹をならすのは、再配分を考える人の領域。

 

お休みなさーい。

無駄と実用

ビーツをオーブンで1時間焼くと、硬い皮も手で剥けるようになるんだってさ。

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葉っぱ以外は食べられるお菓子。

という、一体どこで役に立てればいいのかわからない無駄知識。電気代が安く、夏場でも冷涼な場所でしか実践できないわざでもあるから、夏には亜熱帯化しつつある日本では縁がない。とはいえ1時間かけて下ごしらえする、優雅と言っていいライフスタイルには憧れる。

 

時短時短で、空いた時間に何を詰め込むのか。優雅なライフスタイルか否かを分かつのは、結局時間の使い方よな。

 

大雨の被害を免れたのは関東だけかと思っていたら、千葉には強めの地震がきた災害列島ニッポン。これ以上の被害拡大はかんべんな。

 

大学進学が一般的でなかった近代以前の西洋世界では、聖職者への道がもっとも手っ取り早い高等教育機関だったとか。神学校が高等教育機関でもあった宗教は、だからロジックが堅固で理屈から入るようになっているんだとか。

 

それに対して例えばアニミズムのような原始的かつ素朴な宗教観は、ロジックを持たないあるいは重視しないから神意に弱い。らしい。という聞きかじり。

 

神意ともとれる大自然の驚異を目の当たりにすると、コロッと騙される。というのは、ありえそうなこと。対個人だとマジシャンかな?で見破れることも、大自然が相手のイリュージョンとなると、そうはいかない。シャーマニズムの入り込む余地はそこにあり、現代のシャーマン希望者は、あるいは最新のデータを上手に活用したサイエンティストかもね。かもかも。

 

特殊な能力は個人にしか宿らないけれど、実は魔法に偽装した科学であれば、誰にでもできるはずなんだってさ。一見不思議に見えること。何度も繰り返されるのなら、そこには種明かしがあると思っていると、不思議なことなどなにもないでやり過ごせる。

 

一個人に見える範囲は狭いけれど、高みから事象を観察してる人たちにとっては、あいつらまたやってやがると舌打ちしそうなこと。案外ゴロゴロしてたりして。

 

滝、山、あるいは巨石に巨樹。

 

大自然の驚異系には弱い方だけど、どっちかっていうとそれは、長い年月をかけてできあがった自然の造形の前に、人は無力ねと頭垂れて謙虚な気持ちになるから。神意を感じて、神は偉大なりと何かに目覚める方には走んないわな、フツー。

 

即席で作られたものではなく、長い歴史をもつ“ちゃんとした”宗教には、それなりにちゃんとしたロジックがあるはずなんだから、間違えんなよ。という宗教そのものよりも、スルーの仕方も含めた宗教との向き合い方。考えたら誰に教わるものでもないから、特別熱心な人にうっかり遭遇した時にはどう身を守るのか。

 

今どきは、金融教育や伝統芸能のように、学校で教えてるんですかね。社会に出てから困らない、有用かつ実用的な知恵っぽいんだけどさ。教科書作るのは、面倒くさそうね。

 

お休みなさーい。

去年とは別の景色  

 

ほぼほぼ一年前は、こんな景色を見に車を走らせたものだけど。

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天気予報によると、青空には当分の間お目にかかれないよう。ウニの季節で果物の季節なのにさ。お天気がよくないと、遠出しようという気にもならんわな。本来ならベストシーズン。“一番きれい”をわざわざ遠方から訪れた人に見せられないのは、残念ね。

 

ベストシーズンで混雑する前にこそ出掛けたかった、あっちこっち。

 

遊びにおいでよと次々にオープンする、新しくできた施設にブラッシュアップされた施設。観光業、潤ってんだな。あるいは、観光振興に熱心ねという印象ばかりが募る札幌は、ここ数年で次々に新しいホテルがオープンした。

 

趣のある古いビル。とうとう取り壊されると聞いて、跡地が何になるのか気になっていたけれど、ホテルになるんだとか。街の中心部がホテル、あるいは宿泊施設ばかりになると、世界的観光地に近付いたんだなと思う。

 

世界的観光地の中心部も、ホテルや宿泊施設ばっかりだから。

 

観光客が増えると、観光客を相手にしたくない人は観光客が増える場所からは逃げ出すから、ローカルとそれ以外との線引きも、よりくっきりはっきりする。

 

観光客フレンドリーな街は、観光客気分で暮らす人にも暮らしやすい街。に、なるはずなんだけどさ。ひと口に観光客と言ったってその中身はいろいろで。まったく日本語を解しないツアー旅行の人も居れば、ある程度日本や日本語に理解のある個人客、日本で学んだり働いたりしている親族を訪ねてきた人まで、バックグラウンドもいろいろ。

 

相手が日本語、あるいは日本の習慣には疎いとは限らないから、要注意さ。

 

お店チェックには欠かせない口コミサイトも、日本人に閉じたサイトと英語圏の人にも開かれたワールドワイドなものと。外国人観光客が頼りにするなら、当然世界に開かれた方。素晴らしいか、とんでもないか。口コミの動機は、たいてい両極端な体験に基づくことが多いから、最低ラインと最高ラインもよりクリアーになる。

 

そもそも最初からアカウントを持ってるサイトだったら、より気軽に口コミもできるってもんで。

 

最高の体験or最低の体験をしたので情報提供します。という動機で書き込んでるように見える口コミは、ある程度信頼する。

 

きれいな気持ちで差し出したものは、きれいな目的に使って欲しいやね。目的外使用は興ざめ。利用されたから。あるいは、踏みつけにされたから利用してもいいんだ。踏みつけにしてもいいんだと考える人のもとには、きれいな気持ちも寄って来やしない。

 

きれいなものが許せない人は、それこそが本望なんでしょ。

 

反社とつながりがあるから表に出してはいけないと、メディアから消えたはずの人。復活するなら後戻りってもんで、技術は後戻りしないなら、その人を復活させようとするのは技術とは別の、あさっての方向よな。

 

お休みなさーい。

水と油

水と油の類義語を探していたら、「水は方円の器に従う」という成語を見つけた。今日みたいな日にピッタリね。民は君主の善悪に感化されやすいものだから、良くない方に転びそうだったら、さっさと君主をすげ替えるがいいやねと思う独立記念日

 

札幌はそうでもないけれど、北海道の天気は今日も大荒れっぽかった。

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梅シロップジュース。

水と油みたいに、混ざりそうで混ざらないものといえば資本主義と共産主義あるいは社会主義で、主義に準じた象徴のような人ほど混ざりにくそう。混ざりにくいけれど、越境して「そっち側」に行きたいとどちらかが望んだとき、混ぜてと望まれた方はどうやって相手を信頼すればいいんだろう。

 

経歴だけ見れば、どこからどう見てもコミュニスト。しかも紅衛兵だったといういわくつきの過去を持ったアーティストがハリウッドに進出したいと望んだら、じゃあ資本主義の象徴でもある堕落と退廃をテーマに作品作ってみて。と、注文出してテストするかなと、資本主義の代表にでもなったつもりで考えた。

 

失敗作と言われる作品を見たあとで、無理くり考えた理屈。

 

それまでの実績を考えたら、どう考えてもその作品だけ浮いてる。酷評されても仕方がない失敗作が結局残り続けるのは、簡単には越境を許さない見せしめなのかな、とか。

 

経済的越境と文化的越境だったら、経済的越境の方がはるかに簡単。何しろ文化には好き嫌いが入り込むものだから、お金でカタが付く経済的越境よりハードルが高い。嫌われる要素たっぷりな人が、嫌いにならないでと「あちら側」に迫ってみても、何しろ文化だから商業的に成功していてもケチがつけられる。

 

どれほど尽くしてもつれないのが、文化や芸術方面。好き嫌いが十二分に入り込む余地がありながら、好き嫌いだけでは一点突破が難しい面もあるから複雑。割り切りが上手な人の方が、より成功にも近そうな気がしてしょうがない。

 

割り切れない気持ちの落としどころ。という特性を理解しつつ割り切るんだから、複雑さをより理解してると言えるかも。複雑さへの理解が深いから、創作物にも深みが生まれて結果にもつながるようになっているとか。

 

作品そのものを愛でることができない時には、愛されないものがなぜ生まれてくるのかという背景について考えがち。

 

インテリは嘲りに慣れてないから、嘲笑されてもおかしくないことを強いたあとで、やっぱり基準に達してないから、お前はこっちに来るなとやられたら、まぁたいていは心が折れる

 

越境を簡単には許さないシステムには、心を折る仕組みもあらかじめ組み込まれてる。そう思っておけば、まぁだいたい間違いなし。

 

お休みなさーい。

先週食べたものの振り返り

梅雨入り宣言なんてなかったけど、もしかして梅雨?と思うくらい、今週は雨続き。あらまほしいものはお洗濯日和。燦燦と降り注ぐお日様の光で、日光消毒したいやね。

 

写真が少ないということは、家の中で食べたものあるいは食べた回数が少ないってことで、食べ物以外に興味関心が強かった週であって欲しい、先週の振り返り。マンネリにならないよう心掛けているとはいえ、実装は難しい。

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  • 鶏そぼろの三色丼、玉子豆腐、お味噌汁
  • ミックスサンドイッチ、スープ
  • シラス丼、チンゲン菜の揚げびたし、サラダ
  • ポークソテーに焼き野菜、サラダ、スープ
  • アサリとホウレン草のトマトソースパスタ、ムール貝の酒蒸し、サラダ
  • タコご飯、いわしの南蛮漬け、ザーサイ豆腐、お味噌汁

北海道産ムール貝を見つけたので、酒蒸しに。

 

身をほじる面倒くさい系の食べ物はすべからく嫌いだけど、ムール貝だけは別。食べてる最中はやっぱり無口になるけれど、身をほじる面倒くささも極小で食べやすいから好きさ。育てやすい、というより勝手に育つ丈夫な海産物でもあるらしいので、もっと普及してくれてもいいと常々思ってる。

 

汚れた海でも育つらしいので、食べるほどに体内に蓄積されるかもしれないナニカが気になるけれど、一蓮托生と思えば何てこともなし。環境汚染にひと役買っておきながら、自らが口にするのは汚染されてないものに限るとか、贅沢は言わない。

 

気付いた時には口に運んでたりするので、おやつ、お菓子の写真が少なかったんだなと、今さらながら気付く。

 

洗練も進化も行き着くところまで行った気がする洋菓子よりも、改良の余地が十二分に残されてるのは和菓子の方よな。と、思う今日この頃。和菓子の新製品の写真はどれも、脳内へぇボタンを連打しにくる。

 

異素材との組み合わせもすでにやり尽くした感のある洋菓子、特にケーキ類では、むしろ昔懐かしの方が目新しく感じる。久しぶりに食べたサヴァランも、昔懐かし系。洋酒をきかせた甘いシロップを染み込ませたお菓子。インドのお菓子には、お酒抜きで甘いシロップだけを染み込ませたものがあったけれど、ひと口サイズでいくらでも食べられそうだった。

 

市販のものもそれなりに美味しかったけれど、素朴系お菓子だからホームメイドの方がやっぱり美味しかった。ひと口サイズでカップ入りだと食べやすいから、ファストフードにも向いてそう。本場では、すでにあるのかも。かもかも。

 

庶民の口に合うもの。愛好する人の絶対数が多いものほど、国境も越えやすい説を持っていて、日本生まれの国民食といっていい食べ物で、ラーメンやテリヤキの次に国境を越えそうなものは何でしょう。

 

という目で新興市場を見ていると、これなんかイケそうと思って楽しめる。

 

庶民の絶対数が多い国の人の意見も、聞いてみたいところ。その国にしかない特産品を求めるのは、富裕層。その国のありのままの生活を追体験して楽しむのは庶民で、これから爆発的に数が増えるのは、中産階級の方よな。

 

お休みなさーい。

この道はどの道

てんこ盛りを英語に訳すとどうなるのか。Googleさんの答えはTankodonで、何がどうしたらそうなるのか。小一時間くらい、問い詰めたい。

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一発で英語に翻訳できないことばを見つけると、何となく勝ったと思う。誰にや、というのは置いておいて。翻訳しづらいことばは言い換えると、翻訳の必要性がないことばで、だからこそ捨て置かれてる。

 

いつかは消えていくことば、ちゃんと拾い上げたで。という満足感が、勝ったという感覚を呼ぶのかも。

 

英語に翻訳しづらいことばは、英語圏の人に説明しづらいことばで、彼らの文化圏にはそもそも存在しない概念だったりする。

 

てんこ盛りで試しに画像検索してみると、みごとにメガ盛りの画像ばっかり、日本ルーツとしか思えない画像が並び、あぁやっぱり概念としても日本オリジナルと思っていいんだと勝手に納得する。ついでに、てんこ盛りと山盛りの使い分けと違いについて疑問が浮かぶけれど、てんこ盛りは俗語、スラングってことでいいのかも。俗語だから、いつかは消えていく。

 

格調高くない、俗っぽいものの命は短いんだな、だいたい。

 

ただし「格調高い」リストに新しく加えてもらうにはハードルも高く、あっさり席がもらえるのは俗っぽい方でもあって。俗っぽいこと、バカっぽいことを長く続けられる人は少ないから、最後尾からどれだけ前に進めるかの競争となったら、どっちがいいんだかわかりゃしない。

 

俗っぽいことで日銭稼ぎつつ、格調高いリストでの上位をめざして精進するのが現実路線。どちらかしかできない人は、分担できる誰かを見つけて分業体制を整えるか。ラクな道なんて、もうどこにも残されてないのが成熟社会だから、未成熟な国やエリアの方がチャンスも増える。

 

自分に子供がいたら、どういう生き方を望んだかと考えるのはいつだって楽しい遊び。日本でしか生きられないと、生き残るチャンスはより少なくなるから、海外それも欧米ではなくもうちょっと居心地悪そうな国でも生きていけることを望む。

 

どうするんだよという具体的方法は、考えなくていいから遊び。自分がする苦労じゃないから、より厳しい方を選べと千尋の谷から突き落とすタイプ。

 

どの道を選んでもラクな道なんてもうないくせに、どこも楽しそうに勧誘してくるから油断ならねぇ。逆に、この道はとっても大変な道と言われて人払いする道の方が、案外ラクな道かもね。かもかも。

 

お休みなさーい。