クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

先週たべたものの振り返り

気温10℃から15℃の間が、もっともアウターに困る季節。気持ちよく晴れていても期待したほど気温は高くなく、リラ冷えと言うくらいだからライラックの花咲く頃になってもまだ寒い。今年のライラックまつりは5月16日から。

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先週一週間の食生活をひとことで表せば、「エンゲル係数上昇」。行楽シーズンは、つい食べ過ぎて買い込み過ぎる。

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べこ餅とかしわ餅
  • 焼き鯖に大根おろし、厚揚げとにんじんエノキのゴママリネにピーマンのごま和え
  • 牛とろ玉うどん
  • 抹茶フレンチトースト、黒豆とバナナトッピング
  • サーモンテリーヌ、チリコンカン、トマトのマリネ、いかのくんせいとアスパラ和え
  • きのこのパスタ
  • タコスライスもどき

先週ではないけれど、旅行先ではリンゴ尽くし。

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アップルパイに、リンゴジャムで食べるフレンチトーストに。朝食ブッフェに出てきた豆乳&リンゴの冷製スープは、そういう組合せもありだねと思わせる味で美味しかった。ご当地ならではの味に出会うと、旅先への好感度も増すってもの。

 

時間があるからと、いつもは作らないものも作ってみた。鮭缶・香味野菜と大した材料を使ってるわけではないけれど、サーモンテリーヌは個人的には“ハレの日”レシピ。たまにしか作らないから、毎回合つけ合わせるライブレッド求めて東奔西走してる。

 

チリコンカンに合わせたトルティーヤチップスも、プレーンのものが見つからなかったので、アボカド味で間に合わす。おかげで写真写りが悪いったらありゃしない。

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旅先で飲んだ葡萄ビールは、ブドウジュース味なのにしっかりビール。ビール味なのにしっかりブドウジュースと、果物の味濃厚なフルーツビール、アルコール度数3.5度でたいそう美味しかった。ブドウはワインの原材料とはいえ、ビールに使ってもいいじゃんと先入観が覆りまくり。

 

どこかで見たファーストフード店の新メニューか何かを、想像しつつ再現した牛とろ玉うどんは、とろろのせいでお腹ふくれまくり。へぇと思ったものは、とりあえず作ってみると発見アリ。

 

今の季節によく見る桜の花びら入りゼリーは、花びらフワッを再現するのは難しいことがよくわかった。なぜこんなものを買った???と過去の自分に問い詰めたい、ゼリーエースを使ってのお手軽クッキング。

 

GW中は、利用頻度の低いストック食品の断捨離に励み、キッチンすっきりをめざしてた。まったく実装できてないけど。詰め込めるスペースがあると、何でもかんでもついストックしてしまうのは悪い癖。余白を愛そう。

 

成功した経営者(故人)による勝利の方程式とも言える本でありながら、『小倉昌夫 経営学』は、今読むからこそ面白かった。

 

増える一方の個人向け宅配分野で、ラストワンマイルを総どりしてる会社が、今のようなジャイアンツになるにはそれ相応の策があったんだと納得する。時代も環境も違うから、そのほとんどは今となっては真似しようもない部分が多いなか、興味を惹かれたのは労働組合に対する考え方。

 

外からおかしなものを持ち込まれるよりはと内製化に前向きで、結局その姿勢が労使一体となって企業経営にプラスに働いていた。

 

経営意識を持った従業員は、勝手に忖度して結局は経営にプラスになるよう、勝手に立ち回ってくれる。

 

競合が多く、業界を見回して利益になるところはと探したら、勝手に従業員自らが(そういうことになっている)正月営業やりまーす!と手を挙げていた。労働環境の悪化やんと思う一方で、顧客の声を聞いたともいえ、環境さえ整えたらあとは勝手に回り出すの好例でもあった。

 

何十年も前から準備されていた今日の姿。対抗しようと思ったら、やっぱり年単位で攻略していくしかないんでしょ。

 

成功した経営者による勝利の方程式を学ぶのも、言ってみれば歴史を学ぶようなもの。給料増やしたい従業員が勝手に忖度して暴走しないよう、経営者が発言の機会を絞って誤解を招かないようにするのも、現代における経営者のお作法かもね。かもかも。

 

お休みなさーい。

100年の計と桜とお城、弘前に行って来た

こどもの日なのに、母の日>>>>>>>>>>こどもの日という母の日推しの布陣を見るにつけ、シルバー民主主義のかほりがホラ、そこにもあそこにも。

自然豊かな土地に暮らしていると、風情ある建物が時々無性に見たくなる。というわけで、北海道新幹線に乗って弘前まで行って来た。目当てはお城と桜。

遠いよ、北海道新幹線

札幌から在来線に揺られること200分。北海道新幹線の乗換駅となる、新函館北斗駅に到着。200分てなんだよ。。2時間越えたら時間表示にして欲しい。東京名古屋間なら、こだまでも200分かからないと知ってちょっとショック。

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寒いので、2階で新幹線の到着を待つ。

在来線+新幹線+レンタカーという交通手段で臨んだ、初めての青森。何しろ初めてなので、距離感その他がイマイチ掴めない。繁忙期の空港&空港行き電車の混雑を嫌って列車の旅を選んだけれど、新幹線に乗るまでが何しろ遠い。

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カモノハシみたい、長~い。

乗換駅(改札内)にはキオスクがあるのみで、期待したほどステキ駅弁やご当地特産品は見当たらず。改札の外ならステキなものもあったのかも。かもかも。

 

 駅弁タイム。

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根ぼっけの焼きバッテラは、美味しかったけど少量。目論見通り、アップルパイと一緒でちょうどいい具合にお腹がふくれた。手作りっぽい素朴なアップルパイ、美味しかったので帰りにも買って帰ったほど。

 モンドセレクション受賞よりも、原材料はすべて地元産という方が心の琴線に触れまくる。いいものをより安くが大量生産のメリットなのに、さしてよくもなくお高いものを大量生産とか、行き詰まる前の共産圏みたいよな。工場稼働し始めて負担となる減価償却費、モロに消費者に転嫁してんじゃねぇと思うニューフェイス名産品が、観光地には多いので注意してる。


青森~弘前はあっという間

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揺れない静かな新幹線の良さをかみしめること1時間ちょっとで、新青森駅に到着。はやっ。苦労して掘った甲斐もあったってもんだね、青函トンネル。トンネルばっかりで外の景色は楽しめず。でも早いからいーの。

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三内丸山遺跡に行くウサギは注意、狩られるよ!

新青森駅からは、レンタカー。どうせならと、初めてのハイブリッドカー

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ガードレールがリンゴでかわいい。桜並木の桜はすでに葉桜で、今年はやっぱり例年より開花が早かったことを実感する。1時間ちょっとで弘前市内に入り、弘前城も見えてくる。が、駐車場を探してウーロウロ。人も車も、GW&弘前さくらまつり100周年ということで、いっぱい。

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弘前城だ。
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100周年とは知らなかったので、予想以上の人出にビビる。が、東京近郊で行われるイベントに比べればしょせん地方なので、割とすんなり車も停められた。弘前の桜、あるいは花筏をここ最近やたらめったらSNSで見たと思ったけれど、そういうことかと理解する100周年。弘前城は、姫路城ほどちゃんとした(←語彙が貧困)お城ではなかったけれど、満開の桜が不平不満を帳消しにする。

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弘前城内の桜はまだまだ満開で、ひと安心。華やかな桜に圧倒されて、馬鹿みたいに「きれいねー」を連発してた。それ以外に言葉は見つからないし、いらない。千鳥ヶ淵の桜景色も相当好きだったけど、弘前城の桜の方がより華やか。お城と桜は、やっぱりいい。ステキ―。


夕暮れまでお花見タイム

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フランスはお菓子の技術を磨いて世界に冠たるフランス文化の強力な武器としたけれど、日本の文化でフランスのお菓子に匹敵するようなものは何ですか?的な問いを見たことがあるけれど、日本の場合は花見だと思ってる。

 

わっさわさと茂る桜の木、その下に群れ集い、ついでに飲み食いする人々。桜以外の花木も可で、やれ藤だネモフィラだラベンダーだ芝桜だ紅葉だと、老若男女が押し掛ける。人が群れ集う場所には必ず飲食が発生して、弘前城ではブルーシートを敷いてお花見に興じる集団もあれば、沿道に並ぶ出店で買い食いする人もいる。

 

古くは花見団子、今ならラベンダーソフトとか。ご当地名物も必ず発生して、その場所その季節を楽しんでる。

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四季があって、季節季節に咲く花や紅葉を行楽として楽しむ気持ちのありようが、いかにも日本っぽい。お祭りはどこにでもあるもんじゃないけど、花見的行事はどこでもできる。お祭りよりもお花見の方が、普遍性もありげ。

 

本来のお花見は、『花見と桜“日本的なもの再考”』によると、わっさわさと茂る桜の下に群れ集っての飲食のことなんだってさ。飲食を伴う日本のお花見のような行事は、世界的には珍しいそう。

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ただ美しく咲いた花をめでるという本来“文化的素養”がないと楽しめない行事が、飲食と組み合わさって老若男女が文化的素養と関係なしに楽しんでるあたり、いかにも日本っぽい。大名とか、お金持ちとか。貴人がお眼鏡にかなった人を集めて行う観桜会のように、高貴な人は高貴な雰囲気のなかでお花見を楽しみ、そうでない人はそれなりの場所でそれぞれのお花見を楽しんでいる。めっちゃ日本の風土に融け込んだ、他では見られない光景だから、日本の文化の代表だと思った。

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100年前から弘前は桜でいこうと決めて、100年続けた人たちの軌跡。ポスターには数年前から「花筏」が登場し、TwitterSNS花筏がバズり始めた時期と一致するよねと興味深い。

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 弘前といえば桜と反射的に思うけれど、弘前出身の有名人と言われると???

伊達政宗のような、日本史上に燦然と輝くスターがいるわけでなし。なのに春ともなると、桜目当てに大勢が押し掛ける。スター不在だからこそ、生まれた知恵なんすかね。

三沢あたりからなのか、それとももっと遠方からなのか。外国人観光客の姿も多く、数年したらもっと数が増えそう。東京その他の都市で働く、あるいは学ぶ在日外国人が増えたら、GWのような連休には彼らだってどこかに出掛けようとするからね。

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桜と椿が同時に咲くのかと、面白かった。そういや椿も、北海道ではあまり見掛けない花。そもそも北海道の植生が、本州とは違い過ぎる。桜が咲いた後に梅まつりで、常識を揺さぶってくる。

それはともかく。数年分の桜それもソメイヨシノをまとめて見て、数時間かかった移動の疲れも吹っ飛んだ。

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散る花びらでさえ癒し。

桜の木の数だけなら、ここよりももっとすごい場所も今ならあるけれど、100年かけたという来歴の重みがものを言って出色。わざわざ来た甲斐が、十二分にあった。

 

疲れすぎて最初は予定していた藤田記念庭園も、登録有形文化財が店舗になった弘前のスタバやその他レトロ建築物詣ではまた別の、人が多くない時にしましょとスルー。アップルパイ詣でとかも楽しそうなんだけど、それもまた別の機会に。

 

お休みなさーい。

桜爛漫

わっさわさと茂る桜などの木々のもとに、大勢の人が集まって飲めや歌えやと浮かれ騒ぐ日本のお花見スタイルは、世界的に見れば珍しいんだってさ。

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公園や広場など、パブリックな場所での飲食(アルコール含む)を禁止してないってところがまず珍しいやね。花木のあるなしに関わらず、ただ飲み食いして騒ぎたいだけの人だったら、キャンプ場へでもどうぞと棲み分け可能なのが今どき。

 

桜爛漫。

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美しく咲いた桜を撮りたい人と、美しく咲いた桜と一緒に写る僕たち私たちを撮りたい人と。小競り合いさえ勃発しそうで、時に緊張感が漂う。そんななか、美しく咲いた桜と一緒に写りたいのが幼子を連れたご家族連れだったら、どうぞどうぞと素直に譲り合いが発揮されるあたり、社会の縮図っぽい。

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桜の向こうに見える、青が印象的な建物は豊平館。札幌界隈ではもっともステキな歴史的建造物で、新緑にも桜にも雪景色にも映えるブルーに彩った人、センスあり過ぎ。

 

円山公園に比べれば、そうたくさん桜の木があるわけではない中島公園だけど、ソメイヨシノ率多目で、桜目当てにそぞろ歩くにはちょうど良い人出なのも嬉しいところ。

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人が写り込まない桜を撮ろうとすると至難の技。どうしても接写となって面白みに欠けるので、水面に映った桜を撮る。鳩もひなたぼっこする陽気。桜と青空の組合せは、やっぱりいい。

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勝手にハート型空間を見つける遊び。些細なことを気にせず無理すりゃ、あそこにもここにもハート形空間が見つけられるので、思ったほどココロ踊らず、芸もない。某所のような作り込みは大事やね。

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雰囲気のある建物と桜もよく似合う。

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右がいいか、左がいいか。好みでしかないものに歩み寄りを期待するのは無粋かつ無理だから、どっちでもいいんだけどさ。

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桜は散り際がまたきれい。とは言うものの、普通花びらが散った後はこのありさま(注:桜じゃない)で、到底きれいとは言えない。詩的にロマンチックに、言葉を尽くして散り際の美しさを誉め讃えるよりも、見たこともないものの良さを伝えるなら一枚の写真の方が説得力ありまくる。

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昔住んでいたところには、春になると桜で覆いつくされる小さな公園があった。

 

ソメイヨシノが終わる頃には八重桜が満開になり、上を見ても下、地面を見ても桜の花びらがいっぱいで、小さいながらも風情があった。

 

ある年、桜の花びらが地面を覆いつくす頃、浅黒い肌恐らく西インド系の母子連れが公園で遊んでた。桜の花びらが珍しいのか。水をすくうように花びらをすくい、互いにピンクの花びらをかけっこしては、とても楽しそうに笑ってた。

 

桜の季節になると思い出すワンシーン。

 

ついでに、映画『グラントリノ』のラストシーンも思い出す。肌の色、クリント・イーストウッド演じる偏屈爺の遺産である往年の名車を受け継いだのは、肌の色、文化の違う子供たち。

 

価値を共有できるのなら、相手が同じ文化圏でなくとも構わず血縁であるか否かも関係なし。という価値観の端的な表れで、移民が社会に受け入れられてきた理由も表しているようで暗示的。

 

大事にしてきたものを大事にしてくれる。これに勝る理由は、ちょっと思いつけない。

 

お休みなさーい。

先週たべたものの振り返り

桜咲く季節は、どのルートを通ればもっともたくさんの桜が見られるか。楽しい悩みで頭をいっぱいにしながら、歩く。桜といえばソメイヨシノ派なので、今年もきれいに咲いたソメイヨシノを見届けて、満足。

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これは梅。梅と桜が一緒に咲くのが、北の国の春。

桜が咲いたらウッキウキでお出掛け。満開の桜を見ては、きれいねーステキねーと、うっとり。「うきうき」「きれい」「すてき」「うっとり」、ただきれいなものを見たいだけなら、幼児並みの単語ですべてが事足りる。それ以外の意味なんていらないでしょ?を突き詰めた先のインスタ映えは、過剰な意味づけとの縁切りでもあるよな。

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木蓮と桜も一緒に咲く。

先週食べたものの、振り返り。ひと言でまとめれば、連休前で浮かれてた。

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  • 豚の生姜焼き、ポテトサラダ、焼きかぼちゃ
  • 鯖の塩焼き、ごぼうとにんじんと三つ葉のサラダ、かぼちゃの煮物
  • 和風おろしハンバーグ、かぼちゃの煮物、ごぼうとにんじんと三つ葉のサラダ、ポテトサラダ
  • なんちゃって酢豚、ごぼうとにんじんと三つ葉のサラダ、煮豆
  • ちらし寿司、アスパラと湯葉のお浸し

 

という、夕食メニュー。

 

安かったのでつい衝動買いした三つ葉を消化するために、先週はごぼうとにんじんと三つ葉のサラダが大活躍。

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三つ葉、丼物やお澄ましに使うくらいしか思いつかないけれど、水菜っぽい食感だから、水菜の代わりと思って使えばいいやという知見を得たね。今度は三つ葉でパスタとか、また安くなってる時にやってみよう。

 

メインは決まっているけれど、副菜に迷った時お世話になるのが画像検索。豚の生姜焼きとかハンバーグとか。驚くほどバリエーションが少なくて、あぁワンパターンでいいんだと、逆に安心する。

 

豚の生姜焼きといえばキャベツの千切りというワンパターン一色な盛り付けの中で、茹でたホウレン草の上に豚の生姜焼きをのせるというアイデアにココロ奪われた。汁気防止としてのキャベツの千切りが、ホウレン草に代わったって構やしない。むしろ、キャベツを千切りにするより簡単そうでいいやと、これも次回に生かす予定。

 

使い道なく余っていた「クコの実」を使い切るキャンペーンの一環として、牛乳寒天にして見た目杏仁豆腐風にした、先週のおやつ。連休前で浮かれていたので、ケーキも食べちゃう。イベントがあると、言い訳消費がはかどるんだな。

 

言い訳消費を存分に楽しんできたので、今週は“気持ち”節約モード。なんてったってGWという大型連休中だから、浮かれた気持ちと節約モードが混ざり合う。

 

相手の気持ち、他人の気持ちは手に取るようによくわかるけれど、自分がどうしたいのか自分の気持ちだけは全然わからない。という複雑な感情を見事に言い表したひと言に出会うと、あぁ読んでよかったなと思う。逆に、そういう「発見」もなく読み進めるのは苦行。

 

複雑な感情の明文化と、複雑な感情を獲得するに至った筋道を知るために、思えば多くの本や映画をお手本にしてきたものよ。別にフォーマットにこだわりはないので、別のよりよいフォーマットがあれば、それでよし。

 

お休みなさーい。

主人公にするなら、もっと他に魅力的な人物が居そうなものを。。

4人分が標準だったレシピの分量が、2人前になったのはさていつだったか。当たり前は、いつの間にかこっそり当たり前じゃなくなってる。これが標準と大きな声で言い触らされている頃がピークで、あとは下り坂。

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桜咲く。

クィスリングといえば売国奴のことで、quislingとして名詞にもなっている。彼が売った国はノルウェー、売った相手はナチスドイツ。名詞にまでなるくらいだから、当時は悪役として相当著名だったことが伺える。

 

悪名は無名に勝るで、国を売った人の名前は後世まで広く国際政治上に知られているけれど、売られた国の王様のことは、あんまり知られてない。本国ノルウェーでは、例えば大石内蔵助並みに著名っぽいけれど。売られそうになる国を最後まで守ろうとした、ノルウェー国王を描いた『ヒトラーに屈しなかった国王』見てきた。

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さくらだ。

ノルウェー国王ホーコン7世、ノルウェー独立時に国王として(多分)デンマークから迎えられ1905年に即位。という事実がまず、全然わからない。

 

お兄さんはデンマーク王クリスチャン10世だから、きっと生まれ育ったのはデンマーク。当時のノルウェーは、スウェーデンとの同君連合だったと言われても、何のことやらサッパリ。

 

歴史的背景については何のことやらサッパリだったので、映画を見た後に『物語 北欧の歴史 モデル国家の生成』で学習して、知ったかぶり。ナポレオン戦争後の近代北欧の歴史なんて詳しく知らないから、群雄割拠して独立を経て、民主主義(あるいは民族主義)が盛り上がって立憲国家となったノルウェーは、所縁ある国から王を迎えて国王即位。という、これは豆知識。

 

このあたりの経緯は、日本のいまはひとつの県だけど昔は複数の藩だったこともあるという経緯や、地理的に近い藩は、文化的にも近いことは多いけれどその一方で諍いと婚姻による融和も繰り返されていたと思えば納得。そう思うと一気に理解も進む。

 

ノルウェー国民投票で選ばれての即位という経緯が、のちのちとっても重要になるポイント。ノルウェー独立後の立憲君主制において、初めて民主的に選ばれた王様。この事実が、後のホーコン7世の行動を縛る。「初めて」という事実は、重いんだ。

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中立国であったノルウェーに、1940年ナチスドイツが侵攻。侵攻からの3日間を、136分という長尺で描く。長ぇよ。。

 

長さを感じさせないわけでは全然なくて、ナチスドイツの侵攻により首都を離れ、逃げ惑い、降伏を受け入れるべきか否か悩む国王と国王一家と数少ない部下の姿が、ただただ不憫。

 

だって中立国だもの。

 

爆撃にあったら慌てて外に飛び出し逃げ惑う姿には、防空壕どうした!?と思うけれど、だって中立国だもの。そんな準備、あるわけない。

 

ナチスドイツを迎え撃つことになったノルウェー兵も、見るからに訓練不足でマジマジここが戦場になるの!?マジ???という戸惑いがリアル。だって中立国だもの。戦力でも場数でもかないっこない相手を前に動揺するのも、中立国だから仕方ない。

 

内閣は早々に総辞職し、立憲君主国で君主だけ取り残されたらどうすんのさ???おまけに次の首班を狙うのは、親ナチスドイツな後の売国奴

 

個人の人生の充実と引き換えに、大多数の国民を混乱と不幸に巻き込む人物に国を託すべきなのか?民主主義が芽生えたばかりのまだ若い国で、民主主義の芽を摘まないためにはどうすればいいのか?というケーススタディとして見ると、とても興味深かった。

 

悪名は無名に勝る人物を主人公にすると、きっともっと面白くなりそうな時代背景で、敢えて逃げ惑い、判断に悩む一見凡庸にも見える人物を主人公に据えるのは、どういう意味があるのか。と、勝手に問いを立てて、脳内シュミレーションがはかどった。

 

そこが故郷ではなくても、国民に選ばれた王だから、そう簡単に国を捨てるわけにはいかない。早々に立憲君主国の国王としての職務を投げ出してしまっては、悪しき先例となって後世と一族への汚点となるかもしれない。

 

という投げ出すに投げ出せない職務の重さに比べれば、総辞職してハイさようなら!と、一民間人に戻れる内閣の職務は気楽な稼業ときたもんだ。なんてことは、言ってはいないけどさ。

 

立憲君主制における、国王って何なのさ。権利放棄が認められるまで義務がつきまとうなら、地主?地主で権利放棄するまで未来永劫その土地について責任を持つから、クリーンな土地のままで次世代に渡すことにこだわるのかとか。ケーススタディとして、ほんといい教材。

 

でも、最後の方で出てくるナレーションは、あまりにも簡単に結論出し過ぎでいただけない。センスない。この教材にしてそのナレーションかよと、がっくりきた。立憲君主国の君主のいっちゃん大事なお仕事は、一体なんなんすかね。不遜ながら、現代においては広告塔であることはまず間違いないけれど、「何」を広告するのかは、きっともっと大事。

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気温、上昇中。

お休みなさーい。 

免疫

スギ花粉メインな花粉症の薬は、シラカバやハンノキ花粉にも効くのか?と思いつつ鼻炎の薬を飲む。眠気を伴うところが、いまいち。

 

ここんところばかげて暖かい日が続いたので、日当たりのいい場所では桜もチラホラ咲き始めてる。GWがきっと見頃。冬季は閉園していた各種施設も、GWになると開園する。外から目視できる範囲でもすでにお花畑を確認中で、今から楽しみ。

 

金持ちになったドロボーが、得意げに語る理非善悪に真面目に取り合うのは脳みそが足りない人のすること。

 

というフレーズが思い浮かんだけれど、免疫システムが壊れてしまったら、金持ちになるまでの理非善悪はどうであれ、金持ちの説くことが理非善悪なんだでドロボーに逃げ切りを許しそう。

 

まなぶは真似ぶで、真似、形から入るものとはいえ、ひと昔ふた昔前のドロボーの方がもう少し謙虚だったと思うのは、過去を美化し過ぎなのかも。

 

わりと昔から“きょうの料理”の料理本を愛用しているけれど、昔あって最近なくなったものといえば、物販ページ。なくなったのは、電子書籍版だけかもしれないけれど。それと、過去にはよく料理コンテストもやっていたけれど、レシピサイトやレシピ動画が人気となるにつれて、料理コンテストはなくなり物販のページもなくなった。

 

物販のページは、新製品を知るのに重宝してた。ついでに広告には食品メーカーの他に、一般的には入手しづらい化粧品などが並び、どういう基準で選んでたのか。今から考えると謎。

 

広告のために“怪しげなところ“とお付き合いするよりは、広く、それこそ海外でも読者を獲得して購読料でやっていけるようになるなら、そりゃそっちを選ぶわな。クリーンなのは安全への第一歩で、クリーンか否かが360度全方位からチェックされる状態だったら、クリーンを選ぶしかない。

 

どうせ本を読むのなら、本一冊出すだけで家が建ったような、人や時代のものを読むに限る。

 

本を書く、あるいは文章を書くことが特殊なことだった時代に、筆一本で生計を立てていた人が書くものの方が、ご利益もありそう。読者は知らないだけで、筆一本ではなかったにしてもさ。

 

お休みなさーい。

先週たべたものの振り返り

目がかゆい。頭が重い。くしゃみ鼻水の連続で、寒暖差が激しいから風邪でも引いたかな?と思いきや、多分花粉症。症状が出始めた頃と、花粉が飛び始めた時期がピッタリ一致。

 

己の花粉探知センサーの精巧さに、びっくりするわ。

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外食が多かった先週は、「テケトー」に済ませた方。今振り返っても、やっぱりテケトー。

  • おにぎり(山ワサビの醤油漬けとチーズ)
  • スンドゥブうどん
  • 若竹煮
  • 肉じゃが
  • 野菜炒めとアスパラと湯葉のお浸しトマトサラダ
  • チーズソーセージトースト
  • 鮭茶漬け
  • カッテージチーズとりんご煮トースト
  • きのことにしんのパスタ

おやつは相変わらず「寒天&フルーツ缶詰」で。緑色の青梅に見えるものは若桃で、最近のお気に入り。摘果した未熟な桃の再利用っぽいけれど、甘すぎなくていい感じ。歯ごたえがいい。

 

最近フルーツ缶詰から見なくなったものといえば、ぶどう。以前はフルーツミックスの中には必ず入っていたような気がするけれど、最近はちっとも見かけない。

 

皮ごと食べられる種なしぶどうが年中出回るようになって、缶詰としてのぶどうに需要も人気もなくなったのか。ぶどうオンリーの缶詰も、今では見かけることもまれ。地域差もあるのかも。かもかも。

 

たけのこよりもアスパラガス、それも朝採れのものが出回るようになると春が来たと実感する。たけのこはしょせん本州から入って来るものだから、北の地に春が来たという実感は伴わず。

 

農業王国とはいえ、農産物が何でも揃うわけでなし。本州から入ってくるものがストップしたら、さぞかし食卓も寂しいものになりそう。昔の人、わざわざ開拓しにやって来た人たちの食生活は、相当貧しかったんじゃないかと予測。ハレの日の食卓っぽいものがそもそもあまり伝わってなく、ハレっぽい華やかさにも欠けるから、そう思う。

 

名誉や矜持みたいなものが最後の砦として機能してる場所や人から、名誉や矜持を無理くり奪ったら、後に残るのは抜け殻。抜け殻にはよくないものが容易に入り込むから、名誉や矜持のキープ代として相応の対価を支払っておくのは、リスクマネジメントの一環かも。

 

すべてのものを奪って退路を断ちたがる人は、魔物でも呼び出したいのか???と邪推するやね。魔物スキーな人やクラスタってどういう人さ?と考えると、まぁだいたい見当がつく。

 

お休みなさーい。