一週間程度なら、十分な量の水と食料と、それに蓄電池を船に積み込んで乗り込めば、無人島暮らしでも何とかやっていけそう。暇を潰す方が大変で、することがないと暇な時間を過ごしたことのない現代人なら、簡単にギブアップする。
スマホが奪っている可処分時間は、スマホが使えない状態になってはじめてわかる。持たないのが一番で、持ってるとついのぞいてしまうから困りもの。
指先の荒れも治まったので、やりかけの断捨離をちょこっとだけ再開する。
なんでこんなものをストックしているんだ???と思うような、10年くらい前の“書き言葉”の束が発掘されて、最近はすっかりライトな書き言葉に慣れ親しみ過ぎたから、往時を懐かしんだ。
先日Amazonで昔話系、日本昔話の型とかそういう種類の本を探していたら、ついでにハイネの『流刑の神々・精霊物語』もおすすめされた。
ハイネと言えば詩人でしょ。という程度の知識しかなく、もちろん読んだことはない。内容は、ヨーロッパにおいて一神教のキリスト教が、多神教であるキリスト教以前の土俗信仰に対する不寛容を発揮しながら、古代ヨーロッパを席捲した歴史とその歴史を踏まえたエッセイだとか。
世が世、中世以前のヨーロッパに生まれてたら、どう考えても狩られてる方。そもそも飴さんお芋さんにおくどさん文化に慣れ親しんでるから、どっちかというまでもなく多神教寄り。今でも、一神教の考え方とは食い合わせが悪い。
政治は、経済的なコンフリクトを抱えた人が目覚めるもの。と、思っている。
例えば酒税をめぐって国税庁と争う必要があるから、とか。かつての宅配便のように規制緩和めざして、とか。営利を追求するうえで取り除きたい障害物、何らかのコンフリクトがあるから、企業が政治に介入するようになるもの。
個人で政治に積極的に介入する人も、何らかの経済的コンフリクトを抱えている可能性が高く、そのことを肌感覚で知ってる人は、決して安易に政治には関わらない。
だから、政治に積極介入してた人が政治的話題から離れたときは、経済的コンフリクトが解消されたと考えられて、その逆にそれまで消極的だった人が積極的に介入するようになったときは、何らかの経済的問題を抱えたのかな、と考える。
個人その人が問題を抱えた場合もあれば、個人と関係する業界やその周辺、断り切れない筋から頼まれてやむなく。。というケースがあるにしても。
終始一貫して関わり続けてる人は、プロなんでしょ。
違うこと書こうと思ってたのに、こうなった。まぁしょうがない。
お休みなさーい。