クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ただの日記

「古いヨーロッパに新しいアメリカ」と言われたこともあったけど、ヨーロッパ諸国の新陳代謝は続々と進み、オーストリアには31歳の首相が登場だってさ。極右政党と連立組むかも知れない人だけど。”ネトウヨ”がそのままで世界に通用するようなことに、ならなきゃいいけどね、と渋茶すする。

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古いヨーロッパと呼ばれたのは、フランスとドイツ。それに対してアメリカは新しい国だけど、世界最古の民主主義国家だと切り返したのが、当時のパウエル国務長官

 

2003年の国連安全保障理事会でのウェットの利いた緊張感あるやりとりは、どこの映画のワンシーンですか?と言いたいくらいの迫力だった。少し前まではyoutubeでも当時のニュース映像が見れたけど、今は無理かも。

 

緊張感あるやり取りを全世界にオープンにしても、どってことないさという目には見えない一体感みたいなもの。どこかに行ってしまったら、非公開でやるしかない。

 

国連安全保障理事会ともなると、濃厚な政治ドラマが日々繰り広げられているわけで、お宝映像のストックも相当貯めこんでそう。映像だとインパクトが強すぎるから、市中に出回らないようにしてるだけで。

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半世紀くらい経過した事案については、順次映像解禁とかでいいんじゃないすかね。

 

ところで中国では、18日から始まる党大会を前に別の会議(7中全会)が終了したばかり。現国家主席である習近平総書記の、「政治思想・指導理念」を盛り込んだ党規約改正案を承認、党大会で正式に改正されるとか。

 

自らの思想や理念を、党規約という「公式記録」に残せたことが、国外にまで配信されるってとこがすごい。史書に名が刻まれたことを、寿ぐようなものか?

 

名を残すことイコール権威ある公式記録に記録されることなんだという、太古から脈々と続く歴史の片鱗を垣間見たようで、個人的にはすごく面白かった。

 

その日をめざして権力への階段を登って行ったのかな?とか。党規約改正案が無事通過した時のお気持ちは?とか。ついでに座右の銘や愛読書とか知りたくなるやね。

 

古代中国の英雄・傑物を、大真面目に取り上げた古典を好むのか。それとも活劇、エンタメに大きく振った何かを好むのか。単なる好奇心なんだけど、人物像を知るには、いい手掛かりになって、ブランディングも垣間見れる。

 

ヨーロッパ諸国が続々と若返るなか、アメリカ、そして中国の指導者は歳取ってくばっかり。

 

若返ると右傾化に拍車がかかるから、そこは年寄りが踏みとどまってるのか。単に、政治というお金にならないものより魅力的な産業があふれているから、人材が見つからないだけなのか。

 

親世代より豊かになろうとした時に、何を選択するのか。そこにもいろんな事情が垣間見えて、見てるだけでも面白い。

 

不正や蓄財の誘惑に惑わされなかった人が最後にたどり着くのが、名を残すという名誉。という建前に、表も裏もなかったら、その名誉には重みがいっぱい。裏がありまくりだと、そうはいかんわな。

 

お休みなさーい。