今週は、ノーベル賞発表ウィークと先週からワクワクしてたんだけど。アメリカにとっては幸先よく、3人の研究者が医学・生理学賞受賞してんだけど。同じ日に過去最悪規模の事件が、しかもラスベガスという場所で起こっちゃってて、これが分断か。。という印象だけが強く残りましたとさ。
イーロン・マスクの火星移住計画。
実現性はともかく、基本的にはワクワクする。発表したのは世界最大の宇宙関連会議の場とのことで、アカデミックな人の反応がまずは知りたいところ。
物理学会誌に円城塔が寄稿するようなもので、国際宇宙会議スポークスマンによるPRかな?という気持ちもありつつ、国際宇宙会議2017のAstronauts Panelでは宇宙飛行士との質疑応答もできて、キラキラした目で宇宙に憧れる人にとっては、夢いっぱいの場であることは間違いなし。
ジュール・ヴェルヌが『月世界旅行』や『地底旅行』を発表した当時、その荒唐無稽さに世間が驚いたのと、似たようなものかもね。きっと実現すると思った人が、まずは未来の扉を叩くんでしょ。
海外情報を伝えるNHKの朝の番組で、社会貢献が気軽にできるアプリを紹介してた。善行、世の中を良くする行動に参加すれば、お目当てのアーティストが主催するコンサートのチケットが当たるというもの。
グラディエーター達の殺し合いを見に、コロッセウムに集まるよりずいぶん洗練されているけれど、ご褒美という報酬につられての善行は、やっぱりどう見てもポピュリズム。
報酬を目的としない善行は、運動の継続が目的となって結局いつまでたってもゴールにたどり着けないから、だったら報酬で区切る。という理路はちょっとわかる。
わかるけれど、生活の糧となってる仕事がそもそも社会貢献に直結してるような人には、縁が薄げ。宗教観の違いもあるのかもしれないけれど、私的公的を問わず、空いた時間はすべからく社会貢献にあてるとかは理解の範疇外。
誰もが社会貢献に直結した職を望むわけでもなく、職とするのは“しんどい“人向けのカジュアル社会貢献か。影響力が武器となるアーティストにとっても、影響力を可視化できて心強そうなツール。
国慶節のロングバケーション中なのか、街中ではやっぱり中国語が頻繁に飛び交っている。ファッションだけではもう、どこの国の人かわからないくらい垢抜けてる人も居て、増える中間層とか経済成長という単語が脳裏で踊る。
彼らをよく見かけるのは、商業施設。ショッピングやグルメをお楽しみ中。
その一方で、ここもホテルだったのか。。と思うような古いホテルには、欧米系外国人旅行客が大勢吸い込まれていったりする。欧米系の人たちは、おしなべて地味。そんでもって高齢層多し。食と関係のない商業施設では、あまり見かけない。
定年後の暇な時間を、日本というお年寄りにとって安全そうな町で過ごしにきたのかな。と、いう目で見てる。
お休みなさーい。