クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ただの日記

  • ロンドンの地下鉄でテロ、29人が死傷した事件で18歳の男性逮捕
  • 秋田新幹線、線路上に出没したクマと衝突、緊急停止す
  • 体外受精で生まれる赤ちゃん、過去最多の42万件超へ。およそ20人に一人の割合

敬老の日も近いせいか、人口動態的なニュースもチラホラと。1983年に初めて体外受精で赤ちゃんが誕生してから、半世紀も経たないのにこの普及っぷり。技術は戦略を凌駕するで、女性のライフプランニングも大きく左右しそう。

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2つまでだったら、パパっと思いつくその日の大きなニュース。みんなで共有するニュースが少ない方が、平和なのは間違いなし。

 

数日前にマレーシアの宗教学校の火事で、20人以上の生徒が死亡した事故のニュースと合わせて読んだ時、思い浮かべるのはオセロの盤面で陣地取りゲーム。不謹慎極まりないけどさ。

 

新幹線の線路にまでクマ、野生動物が出没するのなら、そのうち線路沿いに電子柵を設置しろとの声でも出るのか否か。北海道の放牧地では、わりとお馴染み電子柵。遅れるくらいどってことない、と思えばその必要もなし。

 

山手線じゃあるまいし。

 

都会じゃないところでは、時間はゆっくり流れるもので、1時間2時間の遅れを甘受できる方が成熟にもより近いと考えるのは、暇な人だからです。

 

ぶ厚い札束には「忘却効果」があって、二度と思い出したくもない、忘れたい過去がある人ほどお金儲けに前のめりになれる。

 

極端な例えでは、犯罪者の汚名と50億だったら、全人類の過半数以上は50億を選ぶと思ってる。

 

いくら犯罪者と罵られようと、50億あって面白おかしく暮らせたら、気にしないし気にもならなくなりそうだから。当事者になったことないから、想像だけど。

 

第二次大戦後の日本の経済成長も、忘れたい過去があったから、バリバリ働けた説を勝手に唱えてる。もちろん、色んな制約がとっぱらわれ、自由にのびのび経済活動に邁進した人も居るに違いないけど。

 

戦闘員だったら、非戦闘員を間違って殺めたり、傷つけたり。あるいは見殺しにした後ろめたい思い出のひとつやふたつ、持ってそう。

 

非戦闘員だって、生き延びるためには誰かを陥れたり出し抜いたり。後ろ暗い思い出のふたつやみっつくらい、掘り返したら出てきそうで、だから彼らはただひたすら過去を忘れるために、働ける。

 

いつまでたっても過去が忘れられない、離れられないのは、札束の「忘却効果」が薄いからで、辛い思い出に対する補償としての札束が薄い。

 

札束関係なく忘れないと決めた人はともかく。忘れたいのに忘れられない人にとって札束の忘却効果は有効で、札束が薄くて苦しめられるくらいなら、バリバリがつがつお金稼ぐべきなんだよな。

 

それにつけても金の欲しさよは、千円に一万円くらいの価値を感じる人も、百万円の束でも一万円くらいの価値しか感じない人、双方に有効だと思ってる。

 

一代で巨万の富を築いたような成功者から、あなたにとって生涯忘れられない苦い思い出は何ですか?と本音が聞き出せたら、きっと面白い。