地震、雷、火事、親父。この世でいっちゃん恐ろしいのは天変地異か人災か。天変地異と人災が手に手を取って押し寄せてきたら、逃げるが勝ち。穏やかなのは、いいことさ。
さっぽろオータムフェストが始まった、初めての週末。天気に恵まれたせいもあって、そりゃもうすごい人出。コンビニで何か買うくらいならと、会場に足を運んでみるも、あらステキと思うものは長蛇の列。忍耐力が試される。
NHKで“捨てられる”現金の謎というニュースをやっていた。見たのはWeb版だけど。
口座から都度の引き出しを厭い、まとまった現金を手許に置きがちな高齢者の死亡後、ゴミとして出されたケースが少なくないのでは、とのことだった。
日本でありがち、タンス預金の多さを裏付けてる面もあるかも。それはともかく。“換金できない、交換されないお金は、単なるゴミ”を象徴していて個人的に面白かった。
お金に色はついていないはずだけど、現実には死蔵されるだけのお金もあれば、色のついたお金の受け取りは拒まれるケースさえある。
だからそのままでは受け取ってもらえない色のついたお金を、無色に脱色して流通させる仕組みは、局所的にはいつでも歓迎される。お金もあれば購買意欲もある相手に対し、敢えて必要なものを売らない、手に入らない状態に追い込めば、大抵はプレッシャー。
ユニクロやほぼ日が通った野菜売りの道、メルカリも通るみたいだけど、“野菜を売る“のは何かの試金石なんすかね。