慶事、おめでたい話で盛り上がってる時に冷や水ぶっかけるような人は、きっと他人の不幸は蜜の味体質に違いない。イヤねー。
今日は迢空忌だとか。折口信夫と釈迢空が同一人物だったなんて、初めて知りました。
本業とは別にペンネームで活躍してる人、居るところには居そうだけど、その実体は知る人ぞ知るで、知らない人は知らないまま。どの人にも色んな顔があって、一面だけがその人の真実や本性ではないけれど、顔ごとに違う名前を使い分けて別人格処理してたら、すっきりしない。
公私で見せる顔が著しく異なる人。あるいは、自分を豊かにしてくれているものに対して、得られる豊かさはそのままに、別人格でケチをつけまくるような人、イヤねー。
以前ほど豊かにはしてくれないから、つい愚痴も出るならまだ理解もできるけど。とにかく、別人格処理で本人はすっきり、上手に世渡りしていても、周囲はすっきりしないし騙されてる感が半端ない。だから、いちサービスにつきいちアカウントの要領を、あらゆるサービスに持ち込むのは理に適ってる。
それもこれも、情報の非対称性をなくす試みの一つと思えば納得さ。情報の非対称性を求めるのなら、オマエモナーで返す刀で返ってくるんでしょ。
海というより水つながりで、最近見て面白かったドキュメンタリーが『水と権力 特別編:盗まれた資源』
吹替え版なので、ながら視聴にぴったり。料理を作る時と片づける時は、手は塞がってるけど頭の中はカラッポだから、そういう時にいいのさ。
文明誕生には水が必要で、そういや四大文明も大河のそばで発生してたよね。と、水が一般市民の生活から遠くなり、非文明的な暮らしを強いられる虐げらる人の姿から、基本的なことを思い出した。
日本の時代小説でもお馴染みだけど、水利権をめぐっては深刻な対立がしばしば起きていて、水利は明らかに政治マターだった。水利権の独占は権力の独占につながって、権力の独占はしばしば専横につながって周辺の治安も悪くなるから、治安を回復した人がヒーローになれた。
『水と権力 特別編:盗まれた資源』では、突出したヒーロー・ヒロインが登場するわけではないけれど、市民の生活に水が取り戻されるまでを描いてる。
アメリカでも随一の農業地帯を舞台に、農業生産量が全米でも突出してるにも関わらず、だからというべきか干ばつ気味の土地で限られた水資源がまずは農園経営に割り振られ、その結果一般市民はほとんど水を使えない非文明状態に置かれてた。
すぐそばに海があって、高級魚が続々と水揚げされるけど、すべては“会社”のもので、生産地からどこか遠くへ運ばれる。その結果、生産地にも関わらず住民が高級魚を口にすることはまれで、自分たちが口にする食料にも日々事欠くような状況。とも似てた。
グローバリズムは、同じようなことが同時多発かつ全世界で起こることなんだってさ。だったら、課題の共有(できれば解決方法込みで)も全世界同時規模じゃないとね。という全世界同時配信には、とっても共感する。
お休みなさーい。