クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

藤の花が見頃の前田森林公園に行ってきた

アレグラひと箱2週間分28錠を飲み切ってもなお、いまだ治まらない花粉症。2週間もあれば完治すると思ったのに、ちくしょうどうしたことだ。来年はちゃんと病院に行って処方してもらおう。。

 

花粉症で体調はイマイチながらも、ライラックをはじめとしていろんな花が見頃を迎えている今日この頃。藤の名所である前田森林公園に行ってきた。

 敷地内に森をいくつも擁する、馬鹿げて広い公園。訪れるのは年に1回か2回。藤の花が見頃の頃に訪れる場所になっている。

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タンポポの綿毛ふわふわと舞う。そう書くとファンタジックな響きがあれど、実際はこいつもアレルゲンの一種なので、油断ならねぇ。

f:id:waltham70:20170525225615j:plainジオラマモードでことさらファンタジックに加工してみる。でもアレルゲン。)

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一面のタンポポ畑。北海道の遅い春を代表する風景のひとつではあれど、こいつもいつかはアレルゲンと化す、アレルゲン予備軍。恐ろしい恐ろしい。

 

馬鹿げて広い公園のランドマーク的存在、カナール。全長約600メートルで、テケテケとウォーキングするのにちょうどよい場所。両端はポプラ並木になっていて、今の季節は若木だか若葉だかの、清々しい香り付き。いい匂い。

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広いカナールで、鴨ものびのび。鳩や雀とも違う鳥ものびのび飛び回ってる。そういやここ、“野鳥の森”なんてものもありましたね。

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何回も来ているので、全景を撮るのはすっかり失念していた、サンクガーデンの藤棚。

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サンクガーデンって何さ???と思ったら、ちゃんと「沈床花壇」という名称が付いておりました。庭園用語っぽい。藤棚以外の、カナールとの間に位置するガーデンをサンクガーデンと呼ぶらしい。なるほど。

 

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見頃となった藤の花。本来だったら藤の花特有の甘―い香りが漂ってきそうなものだけど、詰まり気味の鼻に届くのは、ライラックの香りのみ。

 

見上げ続けていると首が痛くなるほど、背の高―い藤棚。残念ながら藤の芳香は、頭上はるか遠くを通り過ぎて行ってるらしい。今まで生きてきていっちゃん気の利いたニックネームは「Two Two」だったな、と唐突に思い出す。2メートルまであと2センチだから「Two Two」と呼んでくれって、今から考えたらすごい気障だったな。

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ワイルドな環境に感化されてか、ワイルドなライラック

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写真に撮ってみると、あらきれいねー。

 

ちんまりと行儀よく躾けられた、大通公園創成川公園のものと比べると実物はもっとワイルドで、なんというか、野生児な雰囲気も濃厚。大通公園創成川公園のライラックがクララで、前田森林公園ライラックはハイジだな。クララが立った!をまさか21世紀になって実写で見るとは、思いもしなかった未来だこと。

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黒板と、木のベンチ。森の中の教室ができちゃうね。生徒より、教える人がより気持ちよさそう。

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(採取禁止)

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白い花をつけた木もたくさん見かけた。梨の仲間やスモモも居たけれど、こいつは“エゾコリンゴ”。リンゴというには、あまりにも小さな実をつけるらしい。

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大変だだっ広い場所なので、毎回駐車場に帰る道がわからなくなって迷う。どこ見ても緑緑緑で、違いわかんないからな。。

f:id:waltham70:20170525225441j:plain(こいつは盛りを過ぎてかなりピンクっぽくなった緑の桜、御衣黄
これだけ広い公園が近所にあれば、運動不足には悩まされずにすみそ。ほどよく手入れされて、軽食が食べられる休憩所もある有人管理されてる場所。安全だから、安心してテケテケと歩ける。

 

藤をはじめとした季節の花に緑に。きれいなものしか見たくない気分にぴったり。きれいなものはとっても脆くて壊れやすいから、粉々に壊れたらもう元には戻らないのさ。藤の花の季節以外にも、運動しに来るようにしましょ。

 

お休みなさーい。

waltham7002.hatenadiary.jp