クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

やん衆の誘惑

蒸し暑いとか汗ばむとか、そろそろ言ってみたい。

 

今日も最高気温は15℃を下回り、風が強いせいで体感ではもっと寒い。5月も半ばだから。。と無理せずに、潔くダウン入りジャケットでも着込めばよかった。リラ冷えにしても冷えすぎで、曇天に負けずに咲き誇ろうとする、ライラックがうらめしい。

f:id:waltham70:20170515194637j:plain

 なんだかにぎやかなお囃子が聞こえてくると思ったら、三吉神社のお祭りだった。

f:id:waltham70:20170515194648j:plain

境内には屋台が立ち、ちびっこ達で賑わっていた。自転車で行き来できる範囲にマンション増えたしな。。ちびっこも増えたんだろう。こうした縁日の風景が、彼らにとっての“故郷の記憶”になるんですかね。

f:id:waltham70:20170515194641j:plain

ヤンソンさんの誘惑”という、スウェーデンの家庭料理がありまして。アンチョビを使った料理だから、鰊の切り込みでもイケるだろうとアレンジしてみる。

 

基本となる“ヤンソンさんの誘惑”は、ケンタロウのレシピを参考に。ネットの海に、いつまで漂ってるかわかんないからな。機会作ってはサルベージしておこう。

f:id:waltham70:20170515194732j:plain

薄くスライスした玉ねぎ(大体1/4個)を、グラタン皿に敷き詰める。

f:id:waltham70:20170515194726j:plain

拍子木切りしたじゃがいも(4個くらい)も、その上に敷き詰める。

f:id:waltham70:20170515194720j:plain

鰊の切り込み。こいつはロシア製の鰊を使用。メーカーによっては、アメリカ産やオランダ産などもあり。

 

鰊の漁獲量が減ったせいで、鮮魚用として出回るもの以外、加工用は輸入に頼ってるんだとさ。

f:id:waltham70:20170515194715j:plain

鰊の切り込みを、見た目が“なめろう”になるまで細かくたたく。

f:id:waltham70:20170515194710j:plain

細かくたたいた鰊の切り込みを全体に散らし、生クリーム(1カップ)を回しかける。

f:id:waltham70:20170515194657j:plain

切り込みにしっかり味がついているので、それ以外の調味料は無しで。粉チーズを振ってバターも全体に散らし、200℃のオーブンで35分~40分くらい焼く。

 

完成。

f:id:waltham70:20170515194652j:plain

生クリームのクリーミィーなソースに鰊の切り込みが溶け込んで、ちょっと味噌風味の優しい甘みがとっても美味しい。生臭さはゼロ。この味めっちゃ好き。

 

生クリームと鰊の切り込み。予想外に相性がいいので、クラムチャウダー風にスープにしても美味しいかも。あったまる。

 

鰊の切り込み。パスタに続き、今回も美味しくいただきました。麹がいい仕事してんだな。スープの素みたいなものを使わなくても、いい出汁が出てコクが出た。便利。

 

メーカーによって、微妙に味が違うところも奥が深くて面白い。次は、オランダ産の鰊でも試してみるか。

 

大通公園では、花より団子なライラックまつりの準備が着々と進んでた。

f:id:waltham70:20170515194634j:plain

ライラックも咲きつつあるけど、まだ八重桜が盛りさ。

 

お休みなさーい。