クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ブレイク・ライヴリーのファッション・ブック的映画、『アデライン100年の恋』見た

よそではそろそろ桜が咲こうかという時期なのに、なごり雪がしつこく降る。ほんと、いつまでもしつこくてうーんざり。

 

ブレイク・ライヴリーが最初から最後まで美しい💕『アデライン100年の恋』見た。

 

いつまでも若く美しいままの女性アデラインを、ブレイク・ライヴリーが演じてる。ブレイク・ライヴリー、私の中では勝手にRICAKOと同じクラスタにカテゴライズしてる。美人でスタイルよしで、気取らずサバサバ系。

 

ガハハと大口開けて笑うタイプで、カジュアルなファッションがよく似合って、セクシードレスを着ていても健康的。

 

その彼女が、この映画ではあらシック。

 

なんてったって100年は生きてる女性だから、好みがコンサバ。ドレスを着ていても露出控えめ。クラシカルかつコンサバな衣装を着て次々に登場するブレイク・ライヴリーを、ただ目で追ってるだけでも満足。とはいえ、ロマンチックラブストーリーとしても満足できた。

 

美人は美人という種族を死ぬまで生きるものとはいえ、いつまでたっても20代の若々しさだと、周囲から浮く。おまけにひと目を引く美人となれば、美の伝道師と尊敬されるよりも、不審がられるのがオチ。

 

周囲が変わっていくなかで、彼女だけはいつまでも変わらない。

 

アデラインの実年齢にふさわしくない若さと美貌がかえって周囲の不審を招き、警察に目をつけられた時から彼女の逃避行が始まる。身分詐称や、入れ替わりなんかの犯罪の匂いがするからな。。

 

もともとお金には困らない階級の出身者で、逃避行を重ねているとはいえ、常にメインバンクとは切れない設定(しかも長年のお付き合い。。)なところがまた、非現実感を後押しする。

 

ひと目を惹く美人とはいえ一緒に年を取れないから、うかつに誰かと恋に落ちることもない彼女が、恋に落ちる相手があらまぁこれまたロマンチック。ご都合主義と言われそうであっても、ブレイク・ライヴリーを美しくみせるための映画だから、これはこれでよし。

 

かつての恋人と思いがけずに再会する、ハリソン・フォードの芸達者ぶりが際立ったさ。

 

金髪だから、服装が地味でも地味にならずにシックなんだよなぁと、黒髪黒目種族のモンゴリアンからすると、羨ましいかぎり。

 

ドレス姿もいいけれど、なにげない普段着がいっちゃんおしゃれで、通販カタログを眺めるようにウットリしたさ。いつまでも若く美しいままの彼女が、そこに喜びを感じるのかというラストは、けっこう含蓄あり。

 

若く美しいままの人が、いつまでもそのままを望んでいるとは限らない。

 

ただファッションを眺めるためだけに見る。たまには、そういうのもよし。とはいえ流行に左右されないファッションは、結局お高いんだよな。。

 

お休みなさーい。