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クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

派手派手しいラーメン屋NINJAMENは道内資本だった

ライラックまつりと同時に札幌ラーメンショーも開催中。選ばれしラーメンを味わうためなら長蛇の列も厭わない、ラーメン好きな人たちの情熱を目の当たりにする季節。みんなラーメン好きやね。。ラーメンよりラーメンサラダの方が好きなくらいなので、選ばれしラーメンより不思議ラーメン店の方により好奇心が刺激される。

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大通公園の桜が満開を迎える頃、テレビ塔のすぐそばにも桜でいっぱいのお店が登場し、異彩を放っていた。

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その名も「NINJAMEN」、ゲラゲラ。

tabelog.com

どこからどう見ても、ウケを狙ったとしか思えないお店は、外装だけでなく内装もウケ狙い。ついでにメニューもユニークで、正統派ラーメン道とは真逆の道を突き進んでる。

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(照明も手裏剣だ)
テレビ塔すぐそばの大通公園沿いという好立地に、派手な外観。てっきり東京メジャー資本が豊富な資金ブチコミ系のお店かと思ったら、道内の会社による道内資本のお店だった。

 

経済人枠になるのか文化人枠になるのか。HBCラジオでパーソナリティーをつとめてる人、つまり道内有名人がオーナーのお店と知って、派手派手なのも納得した。

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メニューには、ラーメン以外にも丼物やカレーが顔を出し、「私ラーメンきらーい」という相手とも、一緒に食事できるようになっている。

 

頼んだのは、「天ぷらラーメン」。ラーメンよりラーメンサラダの方が好きなくらいだから、ラーメンに対する期待値も高くないので我ながらチャレンジング。そういやラーメンにはどうして天ぷらラーメンがないのでせう。うどんやそばにはあるのにね。

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(手裏剣があざとい。。)
店内はかなり広く、お一人様向けにカウンター席も充実。平日のランチタイム過ぎという中途半端な時間に来店したため、ガラ空きだった。

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(外国人観光客が喜びそうな店内)
日本人の20%は忍者説を、来店した外国人のうち0.001%くらいは信じてしまうかもしれない。面白いからもっとやり過ぎでもいい。

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(天ぷらラーメン。ラーメンはしょうゆ味の他に、味噌・とんこつ・塩から選べる)

早速かじりついた舞茸の天ぷらがアツアツだったので、写真タイムにして覚めるのを待つ。この辺の態度からしても、ラーメン道から大きく逸脱している。

舞茸・海老・ピーマン・かぼちゃに茄子と、天ぷらも具だくさん。サクサクして美味しい天ぷらだった。丼メニューには天丼やエビフライ丼など揚げ物系が揃っていたので、揚げ物美味しいんじゃないかという予想大当たり。しょうゆ味ラーメンも普通に美味しかった。

 

イベントがある時は昼食難民となるエリアゆえ、フランチャイズとはいえ、普通に美味しくて一人でも入りやすいお店は使い勝手がいい。面白方面に振り切った、エンターテイメントレストランと思えばよし。

 

神社の模型は店主(たぶん)の人の手作りだってさ。お店に飾ってあるオブジェがどことなくシゲチャンランドっぽくもある。

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この店、よく見るとあちこちにアート作品が目につく。

 

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ステキな陶製の何か。出逢ったのがラーメン屋ではなく、地下歩行空間のアートや雑貨市であったなら、かなり本気で購入を考えるブツ。入り口脇にもお土産に手頃な雑貨が揃っている、不思議空間。外国人観光客をかなーり意識してる。

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店主(たぶん)の人のお話では、台湾に出店もし、ワールドワイドに展開していく予定なんだとか。面白―いと写真撮りまくってたら、色々お店の話をしてくれた。

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手裏剣投げて、エビ天にヒットしたらエビ天プレゼントとか、お客さんに楽しんでもらえるイベントも考え中だとか。その勢いで、面白系に振り切っちゃえ。

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(そろそろ枯れそうだったけど、店内にも桜の木があった)

 

この手のお店、シンプルな暮らし好きでミニマリストでおシャレ―な人からは敬遠されそうだけど、その手のお洒落系なお店は観光客にとって敷居が高い時がある。

 

「むしろ今は、都市から進出してきた人たちは「選択と集中」によって地方から撤退するモードに入っています。こうして残されたマーケットの中、ほとんど無競争といった環境で、隙間産業を束ねて伸びているのが、ヤンキーの虎なのです。

『ヤンキーの虎―新・ジモト経済の支配者たち』より引用

 

別にこの店のオーナーが“ヤンキーの虎“だとは思わないけど、地方でも積極的に事業を起こす人は、肌感覚でも増えている。創業だったり継承だったり、その形態は一様ではないけれど、とにもかくにも新しいお店が増えている。

 

金融機関は新規融資先を積極的に求めてる。そのうえ札幌は一大消費地でもあるので、飲食店ビジネスは当たればデカい。今までは札幌でメジャー → 東京進出 → 全国制覇な流れがあったけど、今だったら海外進出 → 海外で知名度を獲得してメジャー入りという手法も大いにあり。有名観光地である地の利の生かした戦略かも。

 

『ヤンキーの虎―新・ジモト経済の支配者たち』は、地方住みなら肌感覚で納得できるような内容が満載だった。地方住みの、特にスモールビジネスをやってる人が読むと、きっと楽しめる。ってか実際にスモールビジネスをやってる人から、ホントのとこどうなんすかね?と感想を聞きたいくらい。

ヤンキーの虎

ヤンキーの虎

 

 地方はコネで回ってるケースを見聞きすることが多いので、地元で気持ちよく働きたい若者の志向も含めて、なかなか興味深かった。

 

 販売力の強いフランチャイジーのほうが、力を強めている

『ヤンキーの虎―新・ジモト経済の支配者たち』より引用

とか、ホントあるあるですわ。あるある過ぎて、怨嗟もかなりたまってる。どうやら行く先々のお店で、ヤンキーの虎のしっぽ踏んでるみたいなのよね。

 

お休みなさーい。