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クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

日本新三景のひとつ、耶馬渓に行ってきた

日帰りで行けない

50年ぶりの大雪による混乱で、怒号さえ飛び交ったという新千歳空港。定刻通りが無理難題となる雪のシーズンには、お仕事ならいざ知らず、飛行機の旅は避けるのが吉。天候に文句つけるほど、不毛なものはなし。

 

というわけで、雪が降る前にブーンと飛行機に乗って出掛けてきた。九州まで。

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福岡経由で大分へ。着るものに散々悩んだ挙句にダウンが入ったショートブルゾンを着ていったけど、九州は上着がいらないくらいの暖かさ。それがわかっているから、冬場に遠出するのはイヤなんだよ。。

 

とはいえ上着なしで札幌~空港間を、凍えながら過ごすのもイヤで、“着るものに困らない“エリアへの旅行が、もっともストレスレス。

 

紅葉がまぁまぁ見頃の時期だったので、大分での紅葉の名所、耶馬渓へと行ってみる。ここに行ってみたぁ~い!!!と熱望したわけでは特になく、どこかいいとこないかしら?そういやまだ耶馬渓に行ったことなかったね、という消去法で選んだ場所。

 

紅葉の名所だけあって、地元の人で賑わってました。

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耶馬渓に行ったとはいえ、予想外の人出に恐れをなして、深耶馬渓と呼ばれる奥地までは行かず。耶馬渓のさわりと言っていい、本耶馬渓のあたりをウロウロしてきた。

 

耶馬渓で名所といえるものは、耶馬渓橋・競秀峰・羅漢寺・青の洞門くらい。

 青の洞門近くの駐車場に車を停め、徒歩で観光する。オンシーズンとあって、決して広いとはいえないエリアなのに、観光客がうじゃうじゃ。(←自分もその一人ではあるけどさ。。)

 

観光バスに乗ってやってくる外国人観光客グループも居て、複雑な心境。自分が外国人観光客ではるばるここに連れてこられたら、結構ムッとするかも。。

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(お天気はイマイチだった。。)

知らなかった魅力発見系の場所だから、ものごっつい期待して来る場所じゃないと思うのよ。個人的にはかなり面白かったけど、はるばるコレ目当てに来る場所じゃないのよ。期待せずに来て、意外とよかったね♪と喜ぶ場所なんだ、どう考えても。

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今どき、『恩讐の彼方に』で、あぁとわかる人は5千人にひとりくらいで、読んだことさえある人は1万人にひとりくらいか? 青の洞門の入り口付近には菊地寛の肖像と、禅海和尚というお坊さんの像が鎮座してる。菊池寛も、誰???と思われながら大勢の観光客にスルーされてるんだろうな。。時代や。

恩讐の彼方に

恩讐の彼方に

 

 険しく危険な道しかないことに衝撃を受けた禅海和尚は、当地の住民のために洞門(トンネル)を掘ろうと決意。30年かけてノミと槌という超ローテクで掘り上げた、ありがたーい洞門だそうな。実のところ禅海和尚は、資金集めに奔走してたらしいけど。

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恩讐の彼方に』では、周囲の静止も聞き入れず、鬼気迫る様子で禅海和尚がトンネルを掘り進める姿が描写されていたけれど、びっくりするほど心が動かされなかった思い出が蘇る。。

 

期待が大き過ぎたのか、ローティーンには理解しがたいだけだったのか。感情が動かされるには、経験が足りなさ過ぎたのか。多分、今さら読み返すことはないな。。

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ここは『恩讐の彼方に』で一躍有名となった場所、言ってみれば聖地巡礼のはしりか。小説が何かのブームの火付け役だった時代が、確かにあったんだよな。火付けとはいわないまでも、ステマ的なこともやってるし。

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東郷平八郎揮毫 日本新三景碑。偉くなる人は字の練習した方がいい、マジで)

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小説が担ってた役割が、マンガに変わってアニメになって。さて、ステマの次の主戦場は、一体どこになるのやら。人を動かすことのできるメディアにお金、広告費が投入されるんだね、いつの時代も。

 

スマスマが始まった頃友人が「料理、自分で自炊できる男が増えたら、またひとつ結婚する理由が減って、結婚しない男が増える」と言っていた。むしろ歓迎するように。金持ちでイケメンで学歴も職歴も“履歴書美人”で、どこに出しても恥ずかしくない、ストレートの男性。大変おモテになっていて、モテることにうんざりもしていた。

 

経済的に自立していて、身の回りのこともすべて自分でできれば、結婚しろとうるさく言われない未来を待ち望んでた。ま、結局結婚したんだけど。何でも自分で出来る、何でも自分が持ってる人は、愛情オンリーで相手を選べるから結構なことで。

 

大勢の人を幸せにしてきた人が、幸せそうな世の中の方がいいやね。世の中に出回る愛情の総量も、その分増えるから。

 

お休みなさーい。