野菜の高値が続いてる。
北海道産のほうれん草がひと束398円で、茨城県産水菜が一束99円だったら、どっちを取るか。郷土愛(出身者じゃないけどね。。)か、家計防衛か。日々スーパーで試されている。“社会”しか見えてない人には、きっと生活がない。
ハロウィン月間の10月は、どこも見てもかぼちゃかぼちゃかぼちゃ。
今日食べたかぼちゃのシフォンケーキも美味しゅうございました。手作りシフォンケーキを手土産にするような女に憧れた時もあったけど、得意なのはかぼちゃの煮つけの方。なぜだ。どこで道を間違えてしまったのか。間違えた道でも取り敢えず歩くしかない。
水も出汁も使わずに作るので、水っぽくならないお気に入りのレシピ。ジャムを作る時のように、最初に砂糖をまぶして“かぼちゃジュース“で煮るのがコツさ。
【材料】
- かぼちゃ 1/4個
- 砂糖 大さじ2
- 塩 ひとつまみ
- 酒・みりん 各大さじ2
- しょうゆ 小さじ1弱
かぼちゃは種とわたを取って、ひと口大にカットする。
カットしたかぼちゃに砂糖と塩をまぶし、1時間~半日おく。そうすると水分、“かぼちゃジュース”が出てくる。朝カットして夕方に煮る。あるいは前日の夜に仕込んでおいて、翌日作業するでも可。時間を置けば置くほど、かぼちゃジュースがたっぷり出てくる。
カットしたかぼちゃに酒とみりんを加え、蓋をして弱火で10分~15分煮る。テフロン加工など焦げ付きにくい鍋だと安心。基本鍋にかけっぱなしだけど、煮汁が焦げ付かないよう注意。煮る時は、皮を下にして煮ると、煮崩れしにくい。
煮汁がほとんどなくなったら、仕上げにしょうゆをかけ回して完成。しょうゆは風味つけに使うだけ。
水も出汁も使わないので、かぼちゃのホコホコした食感が味わえる。
水や出汁を使ったかぼちゃの煮つけを、料亭や料理屋さんのように上手に仕上げるのは至難の業。自分ではとてもあの、煮崩れもせず、しっかり味も染みた煮つけを作る自信はない。ないから、水分なしで作った方が上手くいく。
もともとは、スーパーで配布してるようなフライヤーに載っていたレシピ。該当箇所を、チョキチョキ切り抜いたのはかれこれ何年前のことなのか。それさえも定かでないほど、昔っから作り続けてるレシピ。
生活に近い場所にあるものほど、お役立ち度もアップ。そんなことは重々承知。人の役に立つためではなく、自分のための備忘録。それでよし。
遠くから見たら、♡型のように見えなくもない木。大通公園の木々も、ボチボチ紅葉し始めてる。
お休みなさーい。