スマイルゼロ円。心穏やかならざる時も、こいつを見ればニッコリできる。愛い奴や。。
かぼちゃの季節でもあるけど、北海道的には鮭の季節。ビチビチと元気よく遡上する鮭が見たくて、千歳市にある「サーモンパーク千歳」に行ってきた。
サーモンパーク千歳は、新千歳空港至近にある道の駅。「サケのふるさと千歳水族館」やローソンを併設してる。駐車場もだだっ広くて、車も停めやすい。まぁ道の駅はどこでもそうなんだけどさ。
ビチビチと遡上する鮭の姿、生命力あふれてそう&北海道でしかお目にかかれないから、一度は見てみたみたい景色。どこか辺境にでも行けば、もっとワイルドな鮭の遡上が見られるのはよくわかってる。でももれなくワイルドな熊もついてきそうで、それはノーサンキューなのよ。。
「サケのふるさと千歳水族館」があるせいか、千歳市内は著しく鮭推し。なにやらデコラティブな街灯も、よーく見れば鮭。鮭推しも甚だしい。
サーモンパーク千歳のすぐ裏手を流れる千歳川。
鮭は見るだけ。とっちゃいけないのよ。
インディアン水車橋。こいつで鮭を捕獲するらしい。
期待してたのは、こんな景色。
しかーし川面にはビチビチとした鮭の姿は見えず。。立派に育った鮭が悠々と泳いでいる姿は目視できるけど、写真には撮れず。悠々と泳いでいるように見えて、意外と動きはすばしっこいんだな。
この千歳川、水量もたっぷりしていれば、流れも相当早い。ここんとこ雨が多かったせいもあってか、落ちたらあっという間にどんぶらこっこと流されていきそう。鮭の動きも早いわけだ。
周囲はすっかり秋の気配。落葉舞い散る小径だとか、野菊とか。そういやもう9月も終わりで上半期の〆ももうすぐだったね。上半期の〆とかまったくカンケーない生活を送ってるけど。
すっかり色づいた、ナナカマドの実。
ナナカマドは魔除け。と、刷り込まれてるんだけど、札幌近辺では街路樹によく使われている木。四六時中、市内のすみずみまで魔を払う必要でもあったのか、さすがは恐るべし魔都、北の都と思ってる。
空港が近いので、上空をたびたび飛行機と戦闘機が飛んでゆく。空港だけじゃなく自衛隊の基地も近いんだ、千歳。
しょっちゅう飛行機が飛び交う環境で育ったら、将来の夢は「飛行機のうんてんしゅ」な気持ちも自然発生するかも。
航空大学校ではなく、民間養成枠でパイロットになった人、二人ばかり知ってるけど、どちらも「視力自慢」な人だった。パイロット養成試験に受かろうと思ったらそれなりにおベンキョーしないといけないけど、勉強に励んだら普通は視力落ちるんだよな。。ということで、勉強しても視力が落ちない、持ち前の視力の良さで受かった、採用されたと胸張ってましたわ。
鮭が写ることを期待してテケトーに連写するも、見事に空振り。透明度の高さだけが際立つ写真になってしまった。橋の上からと、結構離れたところから撮ってるんだけど。
どーしても鮭ビチビチが見たい時は、隣接する「サケのふるさと千歳水族館」に行けばよし。千歳川の水中が、館内から眺められる仕様になってるらしいので。
多い日は一日に3万尾にもなる鮭ビチビチが見られるらしいので、どーしても見たくなったら、また来ましょ。
水族館裏手の小川に居た稚魚。こいつが大きくなって孵ってくるんだな。
「サーモンパーク千歳」内は、フードコートあり、カフェスペースあり、産直野菜販売コーナーありで、それなりに充実してる。ピザレストランのピザは美味しそうだった。観光バスで観光に来るような場所なのか???という疑問は若干あるけれど、空港の近くで時間潰しするにはちょうどいい感じ。
脈絡はまったくないプルーンのタルト。鮭ビチビチに出会えなかった寂しさを、スイーツで埋めた。
お休みなさーい。