地下歩行空間を通行中に見つけた、白い人。
東京から遠征してこられた、ストリートパフォーマーの方。快く写真撮影にも応じてくれた、愛想よし。パントマイム中でもあるのか、無口だったけど。写真撮られるのも、ショーバイのうちだものね。
地下歩行空間は、観光客もいるけどどっちかっていうと地元比率高めの場所。目的地に向かって黙々と歩く場所だから、日常とは違う景色を目にしておや?と思いつつも、つい習慣で足は前に進みそうになる。
たぶん同時刻でも、地上の方が通行客の食いつきももう少しいいような気がする。大通公園があるせいで、暇人比率や観光客比率は地上の方が多いから。
バラエティ番組もキュレーションメディアも、あんまりお馴染みじゃない。「東京ハック」で検索してはじめて、彼らがどういうグループなのか知った。
顔と手をブルーに染めた3人組のパフォーマー「ブルーマン」は、舞台の上でユニークかつ豪快なパフォーマンスで楽しませてくれた。ブルーマンも、ことばを使わないパフォーマー。ときどき片言っぽく日本語のカードを使うだけ。
白い人は、パフォーマーというより広告っぽい。ツイッターアカウントにも「広告生命体」と入ってるくらいだし。
何を広告してるのか。目撃時点では、よくわからない。検索してはじめて「そういうことなのね」と納得。SNS時代の広告手法でした。画像検索だけだと、何を宣伝してるのか、やっぱりよくわからない人たち。
自己紹介つきの「名刺」も頂戴した。“白い人”“名刺”でつい検索してしまう、なんでも検索脳。そうして、白い人、名刺というワードが検索結果に入り込んでくるんですね。ひとびとの行動様式を、よく読んでるなーと感心した。
みながみな、意味ある検索をするとは限らないのよね。Kindleで積読になってる、『検索の新地平』を思い出した。まったく中身には目を通してないままなんだけどさ。
角川インターネット講座 (8) 検索の新地平 集める、探す、見つける、眺める
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お休みなさーい。