親の仇のように嫌ってる揚げ物だけど、夏になるとなぜか登場回数が増えている。。今では年中手に入るけど、なすは基本夏の野菜。夏場は大活躍してくれる。揚げたなすを煮浸しにしたこのレシピは、揚げたても美味しいけど、冷たくひやすといっそう美味しくなる。
【材料】
- なす 3~4個
- オクラ(ししとうでもピーマンでも)3~4本
- 砂糖 大さじ1強
- しょうゆ 大さじ1と1/2
- みりん 大さじ1/2
- 塩 少々
- ねぎ(小口切り)
- しょうが(すりおろし)
- だし カップ3/4(150ml)
なすはヘタを切り落とし、縦半分に切ったあと、皮目に斜めに包丁目を入れていく。包丁目が入っていると、揚げた時に火が通ったかどうか、わかりやすくなる。火が通るとぱっかーんと皮目が開くのさ。オクラは、ガクとヘタを切り落としておく。
揚げる時に油ハネしないよう、水分を丁寧にふき取っておく。←これものすごーく大事。
揚げ油を170℃に熱し、まずは皮目を下にして揚げていく。周囲が色づいてきたら裏返し、両面に火を通す。このあとだしで煮るので、完全に火が通らなくても大丈夫。
なすに火が通ったら、オクラも素揚げにする。
粉末のかつお節を、お茶用のパックに入れたもの。気持ち、だしが濃厚になるので愛用してる。
別の鍋に、だし(水150mlに粉末のだし小さじ1が目安)・しょうゆ・砂糖・みりん・塩を入れ、ひと煮立ちさせる。ひと煮立ちしたら弱火にし、揚げたなすの皮目を上にして入れ、6~7分煮る。オクラ(あるいはししとうでもピーマンでも)は火を止める直前に入れ、軽く火を通す。
完成。素麺の季節の常備品、小口切りにしたねぎとすりおろしたしょうがを加える。大根おろしを加えても美味しい。
この状態で、食べる直前まで冷蔵庫で冷やし、冷たくして食べるのが夏場は好き。
揚げ物さえ面倒に感じなければ、簡単なレシピ。市販のめんつゆを使えばもっと簡単にできる。揚げ物にすると、片付ける方が面倒なのよ。。
かなり甘くて濃い口のだし。素麺のお供にしてもいい感じ。夏場は濃い味付けの方が、食がすすむような気がする。緑の野菜は、オクラのかわりにししとうでもピーマンでも使える。好き嫌いがわかれるけど、ニガウリを素揚げにしてもまぁまぁイケる。
夏野菜が美味しい季節に作りたくなるレシピ。もともとは、テレビのお料理番組のテキストに載っていたもの。
ちまちまため込んだレシピの切り抜き、まだ山ほど残っているので、根気よくテキストに起こしていきましょう。アナログをデジタルに移し替える作業は、大変だねー。
お休みなさーい。