クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

北大総合博物館内にできた、「ミュージアムカフェぽらす」に行ってきた。

耐震改修工事を機に館内もリニューアルオープンされた、北大総合博物館に行ってきた。

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東京は上野にある国立科学博物館を、ギュギュギュッと凝縮したような場所。北大全12学部の主要な研究内容を紹介する、お披露目コーナーもあり。まん丸お握りをギュギュギュッと三角に握り直したような凝縮具合なので「へー」以上の感想は出ず。

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(これは、学内で見かけた花)

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鉱石の展示でもあればともかく、「動き」のない展示品にはあまりココロが踊らないのであった。。

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お目当てその1は、昭和4年に完成したという、北大構内にある最古の鉄筋コンクリート建築のその中身。外見も茶褐色のスクラッチタイルを使用したモダンかつ、クラシカルな建物。中身もクラシカルで、ステキだった。

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教会の礼拝堂ちっくなこちらは、通称アインシュタインドーム。三階まで吹き抜けになっていて、クラシカルな北大総合博物館内でもひときわ趣のある場所。

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白天井の周囲には4つのレリーフあり。それぞれ、果物・向日葵・蝙蝠・梟となっている。

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来歴がまたカッコいいんだ。

四つのレリーフは、この建築で行われる研究・教育には一日中、昼も夜も無い事を表し、創立当時の理学部構成員の心意気と努力、さらには理想を示している。

 あ、ここ旧理学部本館だそうです。

 

人工知能にもっとも置き換えにくい分野は、義務と趣味とが混ざり合った世界。でも現代でこれ言っちゃうと、ブラック職場認定が待っているところがツラいところ。創成期にしか持ちえない情熱の残滓だね、とか言っちゃうとよりかっこよく聞こえる。

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(これも学内の風景)
7月26日にリニューアルオープンしたばかりなので、来館者でにぎわってる。

 

人でにぎわうなか、妙にイイ匂いも漂っている。匂いのもとをたどって行くと、カフェがあった。リニューアルに合わせて、ミュージアムカフェやミュージアムショップもオープン。

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時々お散歩に来る場所だけど、学内には部外者がひと休みする適当な場所がなくて、地味に不便だった。部外者は、のんびりひと休みするなという声もごもっとも。観光客も来るけど、基本は学び舎で研究施設だからね。

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メニューには、ソフトクリームもあり。訪れた日はハラヘリだったので、がっつり食事系の豆カレーを選ぶ。スパイシーで、お値段相応に本格的なお味だった。

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元は教室と思われる場所が、おしゃれな飲食スペースに変身。

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建物の模型が飾ってあるこちらの壁っぽいものは、よーく見ると黒板なんだな、これが。ホワイトボードを目にすることはあっても、黒板には滅多にお目にかからないから、妙に感動。

 

壁を黒板に変えるナントカがインテリとしてあるのは知ってるけどさ。実用っぽいところがいい。

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化石や恐竜が、多分こちらの博物館の一押し。ミュージアムショップにも、グッズがいろいろ揃ってるくらいだから。

 

お買い上げごとに農学部への寄付となる、大金畜産製のハムはこちらでは見当たらず。正門付近にある、インフォメーションセンター「エルムの森」でならまだ売ってるのか。気がつけば、イチョウ並木の北13条門まで来てたから、確かめもしなかったけどさ。

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にぎやかしの来館者(ワタシモナー)が落ち着いたら、またじっくり建物内部を探検しに来ましょ。

 

お休みなさーい。

 

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