しとしとじっとり雨の一日。先日常になく重たいものを持ってウロウロした後遺症で、腕がだるい。腕がだるいと、簡単なものしか作りたくなくなる。切って煮るだけ、炒めるだけだと、簡単でいい。
炊き込みご飯は、美味しく作ろうと思うと難易度が高い。その代わり、混ぜご飯はよく作る。失敗が少なく、具を多めに作っておけば使いまわしもできるから。
暑さが気になる今の季節は(北国なので、言うほど寒くもないんだけど。。)、しょうがを効かせた味付けにすると、食欲減退気味の時でも何とかなる。
【材料】
- 豚ひき肉 100g
- 切り干し大根 30g
- にんじん(細切り)10センチほど
- しょうが(すりおろし) ひとかけ
- みりん・しょうゆ・酒 各大さじ1
- 青ねぎ(小口切り)
切り干し大根は、さっと水洗いした後、10分以上水で戻す。
戻した切り干し大根は、水気をよく切って、キッチンバサミで細かくカットする。包丁よりキッチンバサミの方が楽にカットできる。
ごま油(好みで、引いても引かなくても可)で豚ひき肉を、色が変わるまで中火で炒める。豚ひき肉の色が変わったら、細切りにしたにんじんとしょうがのすりおろしを加える。
カットした切り干し大根も加えて、炒める。
みりん・しょうゆ・酒を加えてやや弱火にし、汁気がなくなるまで炒めれば完成。
こちらのレシピを参考、アレンジしてる。
ごはんと混ぜ、仕上げに青ねぎの小口切りをまぶす。これでごはん一膳分。具とあえるとボリュームが出る。
切り干し大根の意外な使い方。切り干し大根といえば、以前は煮物くらいにしか使わなかったけど、今はサラダにも使ったりレパートリーも広がった。
戻した切り干し大根をベビーリーフとあえて、胡麻ドレッシングでサラダにしたり。フレッシュ大根は、カットした小サイズも出ているとはいえ重い。重くもなく、保存も効く切り干し大根は、地味に便利な食材。
新鮮な食材が手に入らなくなっても、乾物料理のレパートリーさえあれば、一部なんとかなりそうとタカをくくってる。
思ったような食材が手に入らないのは、地味にストレス要因。中米か南米か。恐らくは流通の問題で市中は食料不足に陥り、隣国まで買い出しに行く人たちのニュースがあった。“これくらいまぁいいや”が常態になって積み重なると、にっちもさっちもいかなくなるのか。
テケトーの積み重ねは、おそろしい。
お休みなさーい。