クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

雨模様

北海道に梅雨はないはずだけど、今日もジメジメ小雨模様でじっとり。イヤねー。

 

初夏を告げる北海道神宮例祭(札幌まつり)も、今日から3日間の予定で始まったばかり。もう少し初夏らしくてもいいのに、どうにも気温が低くてお出掛け意欲をそぎにくる。

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今年のYOSAKOIも、寒さのあまり通りすがりにそそくさとちょっと眺めただけ。

 

大通公園を中心に、YOSAKOIの衣装をまとった踊り子さんたちの姿があちこちに見られた先週末は、文化祭前夜でビューティフルドリーマーな光景が繰り広げられ、たいへん微笑ましかった。

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(オオバオオヤマレンゲ。天女花という別名をもつ、可憐な花)

大山蓮華、場所によっては深い山の中でしか見られないそうだけど、北海道大学植物園に自生してるので、通りすがりに鑑賞できる。

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じっとりジメジメ、イヤーな感じではあるけれど、雨に濡れた花はたいへんにキレイでココロが洗われる。。生き残りに必死なニンゲンを見てるとココロが澱んでいく一方なので、デトックスデトックス

 

副業解禁で、優良な労働力の有効活用を図る一方で、労働市場に入ってきてはいけないインモラルな労働力の排除に向かうのは、労働市場の健全化に役立ちそうでよし。

 

人権を筆頭に、誰かや何かの権利を侵害して肥え太り、システムを機能不全に陥らせるタイプをインモラルな労働力と勝手に定義してる。誰かや何かの権利を侵害して素早く肥え太ることが、スマートな生き方になってしまったら世の中がひっくり返る。

 

他に生きる術がない非常事態な人ならともかく、今のところ食べるものにも住むところにも困ってない人間のすることじゃない。

 

今の季節の北海道大学植物園は、通りかかると「蕗」くさい。ラワンぶきとか、コロポックルが持ってそうなジャイアントな蕗系統の植物が、ワッサワサだから。

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(小柄な人なら傘に使えそうな大きな葉っぱは、グンネラという南米の植物)

こちらは蕗の葉っぱのようにも見えるけど、蕗とは関係ないらしい。和名はコウモリガサ。確かにこの大きさだったら、コウモリくらいなら余裕で雨宿りもできそう。

 

ヤマボウシも清楚な花を咲かせ、大通公園バラはもう少しで満開。ヤマボウシは、ちょっとライチにも似たトロピカルな外見の実をつける。スルーしてたけど、実は食べられるらしい。どんな味がするものか。覚えてたら食べてみよう。

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問題は気温。暖かくなってくれないと、ガシガシ歩き回る気力も湧いてこない。歩き回れば風邪を引く。近日中に35℃を越えそうな本州と違い、今でも夜には暖房を入れてる。寒いから。

 

天気が良くなったら札幌まつり見物に行き、そうじゃなかったら桃プリンを作る。直近の予定はすこぶる平和なもの。

朝起きて花に水をやり、果物でゼリーを作り、麦茶を飲み、お昼にそうめんを食べ、ちょっと散歩し、うだうだと本を読み、昼寝してからゼリーを食べ、思い出したように宿題をする。実に安上がりな人間だなと自分でも思う。しかし、彼女にとってこれ以上幸せなことは他にないし、こんな幸せな時期ってこの先ないんだなぁ、とも思う。

恩田陸著、『球形の季節』より引用

 戻ってくるのは幸せが実感できる場所と過ごし方。

 

宿題が家事に変わってるだけ。今ある秩序をぶち壊し、新しい世界を生み出したくなるような、怒りや恨みにとらわれることもなし。

球形の季節(新潮文庫)

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 お休みなさーい。