昨日今日と突然気温がはね上がり、日中だと20℃近くと初夏の陽気。気の早い人は半袖だった。長袖のカットソー+薄物の上着だと汗ばむくらい。天気がいいのでブラブラと、散歩という名の徘徊してきた。
可憐なピンクが可愛いヒヤシンス。
ヒヤシンスにクロッカスに、地面もカラフルに変身中。チューリップはいまだ咲かず。
こちらは通り掛かりに見つけた面白い建物。
出入りできそうな気がしない階段は、トマソン案件か。
ハラヘリ時だったので、まずは腹ごしらえ。この日の目的地は「中島公園」。中島公園すぐそばの、サンドイッチ専門店にて食料調達。
中は思いっきりアメリカンな店内。お食事系も甘い系も、ちょっと変わった具のサンドイッチが揃っているので、目移りする。「さえら」とはまた違った系統のサンドイッチ。アメリカンな店内で食べることもできるけど、この日はテイクアウトで。バナナとベーコンみたいな甘じょっぱ系のメニューに、コンプリートしたい欲求がムクムクとわき起こる。
地下鉄幌平橋駅から札幌南高校あるいは静修館高校への通学途中にあるせいか、この一角には飲食店がチラホラと。中島公園に持ち込むオヤツ調達にもちょうどよし。
(たい焼き屋にクレープ屋)
久しぶりに来た中島公園はすっかり春の気配。
(遠くから見ると花のようにも見えるけど、実は黄色い葉っぱ。名前知らずの樹)
(桜の蕾はまだ固い)
函館では桜も開花したそうだけど、札幌の桜が咲くのはあと1週間ぐらいは先か。桜が咲いたら桜並木になる小道、いまはまだ茶色いまま。
(ワイルドな連翹に山ツツジ)
ほどよく伸びっ放しで野趣なところがいい、中島公園の植物たち。北海道立文学館なんてものもありまして、現在は佐藤泰志展を開催中。
『そこのみにて光り輝く』の人。男性視点の小説はいまいち膚に合わなかったけど、映像がきれいそうな映画の方はちょっと見てみたい。動画配信待ちさ。
(逆光で映ってないけど、山はまだ冠雪してる)
(白さが眩しい多分山ツツジ系)
(藤棚も茶色いまま。藤が咲くのはGWを過ぎてからか)
改修工事中だった豊平館。工事の覆いも取れて、すっかりきれいになった姿でお目見え。本格的な再開は6月か。待ち遠しい。
白とブルーのアーリーアメリカンな建物は、大層フォトジェニックでつい目を奪われる。後ろのホテル無かりせば……は言わぬが花。書いちゃってるけどね。
木蓮は咲きかけ。住宅街ではすでに満開の木蓮も見掛けたので、日当たりが良さげなわりには開花は意外と遅い。
夜ともなれば吹きっさらしで、気温が低くなるせいか。白い樹の幹が北海道、あるいは北国らしさを演出してくれて、いい。
20年近く使われてきた北海道のキャッチフレーズ「試される大地」も新しくなって、「その先の、道へ。」になったらしい。新幹線も開通したところで、拓銀破たん以後試され続けた北の大地もいよいよ新しいステージに突入か。20年前に比べたら、外国人観光客もずいぶん増えたんじゃなかろうか。
フラフラ歩き回って喉が渇いたら、『ナルミコーヒースタンドナカジマパーク』へ。テレビ塔近くにある丸美珈琲のセカンド店。本店よりカジュアルかつお洒落度マシマシのカフェ。店内はこちらの方が広い。
本店に比べれば、コーヒー以外のドリンクメニューも、キモチ充実してるような。ついでにこのお店のいいところは、軽食ならフードの持ち込み可なところ。フィナンシェやコーヒーケーキといったスイーツは揃ってるので、パン類が食べたければ持ち込めばいい。
ハサミヤのお食事系のホットサンド。美味しゅうございました。
最後は大通公園の木蓮で。こちらの木蓮は、かなり満開に近い。
嬉し気に木蓮の写真を撮っていると、外国人観光客に話し掛けられた。「これは桜か?」と(@_@)
……。どこから説明すりゃいいのさ。桜はもっと小さくてピンクの花だよ!!!と思ったけど、簡潔に「マグノリア」と答えておいた。聞いてきた人の国にマグノリアがあるのかどうか知らないけどさ。「桜はいつ咲く?」とも聞かれたけど、残念だったね、あと1週間遅かったらエゾヤマザクラとはいえ桜も見られたかもしれないのに。
気温も急上昇&新歓の時期でもあるから、肉どっさり買い込んで、ジンギスカンパーティに備える人も結構見掛けた。春ですな。
お休みなさーい。