優良経営のはてながなぜ今上場をめざすのか。色々勝手な憶測が飛んでるので、勝手な憶測を増やしてみる。
2015年に「ウライ」が上場廃止しているので、京都発の上場企業枠をキープするため説を考えた。
ウライはもともとは和装、お着物の会社。今では洋服やジュエリーも扱うようになっているので、アパレル企業と考えて差し支えない。ロマン吉忠なんかと同じような感じで、和装から出発したアパレルメーカーとして、京都人にはそれなりの知名度あり。たいていは友人・知人・親戚が関係してるから知ってるレベル。経済へのインパクトの大きさはカンケーなし。
上場廃止したウライが、上場していたことに実はまず驚いた。ウライは2000年にJASDAQ上場してる。着物の卸としては全国トップクラスで、ジュエリー分野に進出したアパレルメーカー。もともと和装がウリなだけに、アパレルと言われても。。な感じではある会社。
ウライが上場を果たした2年後には、アパレルからスタートしてアクセサリーの輸入販売を手掛けたイタリヤードが上場廃止に。京都発の上場アパレルメーカーがここで入れ替わってる。
その後、浴衣やカジュアルな和装が小規模なブームになるも、和装に限らずアパレルメーカー全般が衰退する流れを受けてか、ウライも上場廃止。
京都発上場企業枠がひとつ空いたところに、断れない筋からの懇願を受けて、はてな滑りこみ。というフィクションを考えた。
イタリヤード → ウライ → はてな の順番。
時代が時代だから、もうアパレル関係で上場させるわけにもいかず。これからは情報ですやろ、ITなんかよろしいんちゃいまっか、学生ウケもええし。という京極さんみたいな人の鶴のひと声で、はてなに白羽の矢。任天堂さんの覚えもめでたいみたいやし、こりゃますます箔がついてええと、お茶席で決まったんだよ。はてなと言えばお茶だし。Tシャツも売っててアパレルの流れも汲んでると抗弁できなくもなし。
Tシャツにとどまらず、パーカーや帽子などアパレルの取り扱い増やしてきたら、ウライの入れ替わり説も補強される。
京都財界、許永中みたいなフィクサーも暗躍した土地だから、ドロドロした一面もあり。自分たちの都合を押し付けての無理難題が、似合いすぎるのよね。
任天堂さんに代わる取引先くらい、いくらでもうちらが用意しましょとの甘い囁きも、あったらますます魅力的。
京都上場企業枠は当面キープできたから、あとは任天堂さんみたいに大きく育てて地元に還元してもらいましょと、ネット民の玩具だけでなく、京都財界にも翻弄される。文化庁の京都移転も絡んでいるから、財界だけでなく、京都学派の文化人も黙っちゃいない。
数年後、創業者あるいは社長のご子息が祇園祭りの稚児を務めたら、京都財界への本格的な仲間入りのサインで、一部上場昇格へのGOサイン。京都のみならず、関西財界も文化人も全面的にバックアップに回るという、下世話な筋書きどうでしょう。
趣味が制限されると、妄想だけがはかどってしまうので困りもの。下世話な筋書きがお好きな方、京都妖怪地図脳に支配された与太話、どうぞご自由にお使いください。
イタリヤード、wikiで読んだだけだけど、あの時代の京都はほんと、下品な人が大手を振ってたのよね。どの方も短命に終わってるけど。
ともあれ、上場ゴールはおめでたい。お休みなさーい。