時間もお金も限られるなか、映画館に見に行った映画の影には、その倍の数の見たいけど見に行かなかった(行けなかった)映画あり。そのうちDVD化されて動画配信されるでしょうと、のん気に待ってる。未来の自分のための備忘録として、今年見逃した映画をリストにしてみた(順不動)。
1.『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
キューバサンドイッチ、ぜひ大画面で見たかった。見る前からこれ絶対楽しい映画やとわかりつつ、公開時期と大風邪引いて咳が止まらない期間が重なって見逃した。大きなスクリーンで見たかったと、ひたすら未練が残ってる作品。
2.『6才のボクが、大人になるまで』
撮影期間12年という時間を、そのまま映画に閉じ込めた趣向の作品だと事前に知っていれば、もっと張り切って見に行ったのに。という後悔が残る作品。単に少年が大人になるまでを描いた成長ストーリーならスルーだけど、撮影手法(でいいのかな?)が相当斬新だったことを公開終了後に知った。
3.『フォックスキャッチャー』
なぜ大財閥の御曹司は、オリンピックの金メダリストを殺したのか?
好奇心かき立てられるストーリー。とはいえバイオレンスなものは苦手なので、大きなスクリーンで見るのはちょっと、と手のひらサイズで見ることを選んだ作品。手のひらサイズ、血が飛び出す暴力シーンはスキップできるなら、バイオレンス成分があっても何とか見られる。
4.『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』
映画料金で、イギリス旅行気分が味わえるなら安いもの。この映画の公開当時は、よく映画を見に行く映画館では立て続けに“美術館映画”を上映していた。バチカンかナショナル・ギャラリーかアムステルダム国立美術館か。吟味した結果、予備知識がもっとも薄いアムステルダム国立美術館を取った。
5.『陽だまりハウスでマラソンを』
高齢者を主人公にしたドイツ映画ながら、ポジティブ・パワフルなエンターテイメント作品で、面白そうだった。高齢者像を塗り替える作品、増えたと感じてる。
6.『龍三と七人の子分たち』
ジジイしか出てこないように見える、ジジイ映画。藤竜也はジジイになってもカッコいい!
7.『神々のたそがれ』
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上映時間177分と3時間近くある大作、わけのわからなそうなストーリーに、果たして耐えられるのか!?いい、耐えられんと冷静に判断して、スルーしたSF大作。眠れない夜に、羊数えるかわりにしたいかも。
その映像美を堪能したかったけど、いろいろ立て込んでいてスルーに。難しいことはなーんにも考えず、きれいねーステキねーという感覚に身を委ねたい時のお供にしたい。
9.『あの日の声を探して』
1999年のチェチェン紛争を舞台にした映画。まだ記憶に新しい惨劇を、フィクションとしてどう見せるのかに興味はあったけど、戦争ものやバイオレンスは苦手。。手のひらサイズで「見たくないシーン」はスキップスキップで観賞したい。
10.『雪の轍(わだち)』
世界遺産カッパドキアを舞台にした重厚な人間ドラマ。興味はあったけど上映時間3時間の壁の前に、テッテケテーと逃げ出した。3時間もどシリアスに付き合うには、相応の覚悟が必要。
11.『イタリアは呼んでいる』
男性ふたりによるイタリア縦断ロードムービー。見たらイタリア愛が募るに決まってそうな作品。年に二回も海外旅行(さりげなく自慢)するわけにはいかないから、ぐっと我慢した。
12.『サンドラの週末』
同僚の解雇かボーナスか。ヘビーな決断を迫られる人間模様を追った映画で、結末がどうなったのかどーしても気になる!やったね、インスタント・ビデオ発見。
13.『靴職人と魔法のミシン』
ややファンタジック要素ありの、ハートウォーミングストーリー。心が風邪ひきそうになった時、引っ張り出して見てみたい。
14.『100円の恋』
同じようなテーマでベルギーあたりの映画だったら、ホイホイ見に行ってたかも。やさぐれ気味の安藤サクラの魅力をもってしても、現代日本映画に対する心のハードルは高いのです。
15.『やさしい女』
1969年に公開されたフランス映画のデジタル・リマスター上映だった。ドストエフスキーの短編が原作。ベルトルッチの女神、ドミニク・サンダが見たかった。
16.『踊るアイラブユー♪』
マドンナ、ホイットニー・ヒューストン、シンディ・ローパーによるヒット曲が満載の、歌って踊れるハッピームービーらしいです。
17.『パプーシャの黒い瞳』
歴史上初めてのジプシー詩人を描いたポーランドのモノクロ映画。もっすごいマーケットの小さそうな映画で、DVDスルーでもおかしくないかも。見逃した自分をバカバカバカと責めててけど、DVD発見。よかった。
18.『チャップリンからの贈りもの』
人生どん底状態にある主人公を見つめ続けてもねぇ。。精神衛生上よろしくないんでないのと見送った作品。よく見に行く映画館のチョイスがわりとそんな感じ。映画そのものは面白そう。
19.『1001グラム ハカリしれない愛のこと』
ほんの少し見方を変えれば、新しい目盛りが新しい人生を示すかも!?
というキャッチフレーズ通りのフィクションを注入し続けていると、宝くじ3億当たるのも夢じゃないかも!? と、すぐに考えるお調子ものなので自重した。予告編では意外と面白そうな感じだった。
20.『しあわせはどこにある』
ゴーン・ガールのロザムンド・パイクがヒロインの、ロマンチック・コメディー。ロマンチック・コメディー、ジャンルとしては大変好きな反面、大きなスクリーンで見るとこっぱずかしい。手のひらサイズで、こっぱずかしいシーンはスキップしながら見たいという、ワガママなファン。
21.『おみおくりの作法』
イギリス版『おくりびと』か。イギリス・イタリア合作だけど。死を真正面から扱った作品は、大きなスクリーンで見るにはちょっとヘビーだなぁとスルー。親に見せたいような気がした(あくまで気がしただけ)。
22.『バベルの学校』
パリの中学校を舞台にしたドキュメンタリー作品。予想してる以上にパリのコスモポリタンシティ化、進んでるんじゃないかと思わせる作品。多文化共生最前線が垣間見れそう。
23.『キングスマン』
スパイ・アクション映画なら、流血が苦手でも直視できそう。流れる血も流される血もどこか軽やかなのは、ゲーム感覚があるからか。インスタント・ビデオ化早っと思うのは、地方都市で公開遅かったせいなのか???
24.『さよなら、人類』
今予告編を見返しても、なぜこれを見逃したのかと後悔だけが募る。多分多忙で見に行けずじまいだったはず。どう考えても面白そうなのに。惜しいことをした。。
25.『ターナー 光に愛を求めて』
イギリスを代表する画家ターナーを描いた伝記映画。主演のティモシー・スポールが見たかったんです。わりとファン。
26.『アデライン 100年目の恋』
ゴシップガールのプレイク・ライヴリーも結構好き。劇中で彼女が身に着ける、クラシカルなドレスを堪能するには、やっぱり手のひらサイズよね。
27.『シンデレラ』
シンデレラの青いドレス、こちらは大きなスクリーンでこそ見たかった。久しぶりのケネス・ブラナー作品。大風邪が治りきらない時だったので、劇場では見られず。豪華絢爛おとぎ話を現代風に再現したストーリーは本来好物なのです。
思い出せる限りの見逃した作品を列挙してみた。やっぱり相当数あったな。。ほとんどDVDスルーになってないことが確認できてホッとした。
作品そのものに興味があっても、バイオレンスなものやショッキングなものは、大きなスクリーンでは見られないチキン。手のひらサイズかつ苦手シーンはスキップできるツールがあるから、映画館へ足を運ぼうという気力も失せがちになることがあからさまでした。
お休みなさーい。