クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

札幌定点観測

昨夜はブラタモリ札幌編で、札幌はいかに200万都市になりしかをお勉強。テレビ見てただけだけど。空の上からと言えど、かなり低い位置から札幌の街を眺めると、ビルやマンションでみっしりなのがよくわかる。

 

ブラタモリは夏に撮影されたらしく、出演者は半袖着てた。見慣れたすすきのの風景も、夏と今ではもうすでに変化してる。

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(振り返れば、駅だ。)

市電ループ化工事が着々と進んでるから。すすきのの駅もリニューアル中。

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(リニューアル中の駅、ラフィラの前から西方向を見たところ)

新線開通は12月20日。ループ化が完成すると、見慣れた街の景色も一変する。すすきのの代名詞とも言えるこの看板の前を、市電が通過するようになる。なにそのフォトジェニックな光景。市電が写ってるかどうかで、新旧が一発で丸わかりになる。今出回ってるすすきの辺りの写真、全とっかえだね。

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いつの間にか足元に増殖していた市電用のレール。すすきの四丁目交差点で大きくカーブし、駅前通りへと乗り入れる。駅前通りを市電が走るのはおよそ40年ぶりとか。車窓の風景はすっかり変わったに違いない。

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(すすきの無料案内所とココイチの前を市電が走る。)

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吉野家の前を市電が走る。)

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(ドンキの前も市電が走る。)

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 ドンキの前にいたっては、駅まで新設される。白くて細長い、屋根つきの物体が新しい駅。ループ化されるので、ドンキの向かいにも新設中。

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(ドンキの反対側。)

やったね、これで雪の日も狸小路への行きやすくなる。通勤や通学の人にとっても、地味に便利になる。

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狸小路を過ぎてもレールは続くよ、西四丁目まで。

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(パルコの前を市電が走る。)

今や市電が走ってる街も国内ではさほど多くない。その中で、雪の中を走る市電が一体いくつあるのか。観光客気分の住民なので、雪の中を走る市電には毎年見惚れてる。

 

雪プラス、いかにもアジアンなすすきのあたりの電飾に彩られた看板と。思えば遠くへ来たもんだと、ついついカメラのシャッター押したくなるね。ベストショットを狙うアマチュアカメラマンの姿、街中でも見られるのか。胸が熱くはちっともならないけどね。

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(回収待ちなのか、開店祝いのお花。)

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(8割ぐらい完成してるんじゃないかと思える、西四丁目の駅。)

駅と連呼してるけど、正しくは停留場。新型低床車両ポラリスをのぞけば、一両編成でバスと変わんないからね。ガーナや雪ミクのラッピング電車も走ってカワイイ奴なんだ。

 

工事中のせいか、市電が走ると街の景色もいっそうガチャガチャしそう。市電が走らない、駅前通りはすっきりさ。

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がちゃがちゃするから、より「旧市街」の趣が濃くなりそう。ジャンキーの物乞いもおらず、掏摸やひったくりが居るわけでもなく、女性でもふらふら出歩ける旧市街は、世界的にもきっと珍しい。

 

女性誌を眺めてると、「香港の街をトラムでめぐろう!」特集が飛び込んできて、SARS学生運動も終息したみたいだから、トラム観光いいかも。。とココロが揺れる。

 

美味しいお店やファッショナブルなお店が増えたら、台湾やインドネシアあるいはシンガポールあたりでも「札幌の街を市電でレトロ観光☆」とかやるのかもしれん。観光地の考えることはみんなだいたい一緒。

 

ドイツあたりだとSL車両を街で市電として活用していて、近隣諸国からも大人気だとか。モリー鉄道のためだけに、ドイツいいかもと思うからそれもあり。

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大通ビッセ、名残りのハロウィーンディスプレイは11月に入っても健在だった。今週末はさすがに撤去されてるかも。

 

TSUTAYAの前で再び大きくカーブし、西四丁目停留場に到着。

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タワマンが次々と建設されたり、見慣れた建物が無くなったり。札幌の街は毎年進化中。変化を選ぶということは、今後も発展を選ぶという意思の表れでもあるので頼もしい。

 

以前の街の様子はこちら。

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お休みなさーい。