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クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

極私的ドキュメント『マザコンって何だ!?』見た

エンタメ

うちのオカンとチェンジプリーズの声が殺到しそうな、キレイなお母さんと仲良しのケースもマザコンに入りますか。24歳番組製作会社勤務の男性が登場し、マザコンか否かを自問するドキュメンタリー番組を見た。

www.nhk.or.jp

未婚で家族と同居中ならこれもアリかと思ってしまった、こちらもアウト???

 

これが息子でなく娘だったら、単なる仲良し母娘ですみそうな、仲のよい母と息子。現代におけるマザコンとは、一体どんな人があてはまるのか。興味のポイントはそこにあった。

 

一緒に出歩いても恥ずかしくない親、むしろちょっと自慢したいようなお母さん。美容室に行ったら手渡される雑誌はVERYやSTORYで、オレンジページレタスクラブとは縁がないタイプ。小奇麗なだけでなくスタイルもいい。

 

一方の息子も普通に感じのいい、スポーツも音楽もやってそうな青年。いつまでたっても幼児性が抜けきらない、「冬彦さん」タイプでは全然ない。

 

母親と一緒に買い物や旅行に行き、服も選んでもらう。衣食住はすべて親がかり。時々とはいえ駅まで車で送ってもらい、仕事で遅くなっても夜食がちゃんと用意されている。母親の作るクッキーが好物で、一緒にクッキーも焼く。型抜き担当だけど。母親が息子の部屋も掃除し、気軽に部屋にも出入りする。会話多し。

 

未婚で親と同居中、母親が専業主婦の男性ならわりと普通に感じる。ってか、こんな男性いっぱい知ってる。世話を焼きたがる母親もいっぱい知ってる。もしこれが女性だったら、社会人でも親にお弁当作ってもらってることも珍しくない。ダメやおかしいと感じるより、家族と同居のメリットをめいっぱい感じる。

 

長男で大事に育てられただけあって、主人公の男性はおっとりタイプ。優しそうでもあるから、彼に家事スキルさえあったらいいお婿さんになりそう。そう問題は家事スキル。キレイ好きで掃除好きらしいけど、洗濯機が洗剤ヲイレテクダサイと喋るのに驚くレベル。クッキーは焼けてもご飯は作れなさそう。そんな女性も、日本にはあふれてる。

 

反抗期もなく、コンプレックスを微塵も感じさせないケースでもマザコンになるのか。マザコンと甘ったれと、その境界はどこにあるのか。母親からは、「あなたがやらないから、やってるだけじゃない」「マザコンというより甘ったれ」の指摘あり。

 

親離れできてないのか、子離れができてないのか。

 

今どきの若者で、どうせお給料もそんなにたくさん貰ってないんでしょと思ったら、あれもこれもとつい世話を焼きたくなるのも無理はない。母親により近い年齢だからそう思う。世間は厳しいから、家の中でくらい甘やかしてあげてもいいじゃない。ところが今を生きる若い女性陣からは、「それだと本人がいつか生き辛い思いをするかも」と。おっしゃる通りでございます。

 

社会人でありながら家族の手厚いサポートを受けられるのは、金額に換算すれば金融資産500万円くらいのインパクトがある。マザコンか否かは、恵まれたストックをどう活用してるのかにも繋がって、揶揄されるのかも。

 

手厚いサポートを受けられる環境でありながら、自分のことは何でも自分でできる人であれば、マザコンとは呼ばれない。

 

大切に育てられてきたから、人にも優しくできる。優しいのはいいこと。でも強さも兼ね備えていなければ、優しさも貫けない。都会であればあるほど、家族とは縁の薄い生活をしている人が増える。家族と縁の薄い人は、自立を余儀なくされるから他人に辛くあたることも多々あり。

 

他人に辛くあたるキツイ人に負けないよう。強くなるにはまずは自立して、自信をつけることが第一歩。

 

優しさの欠片もないマッチョが増えるより、母性をしっかり受け継いだ、優しくて強い男性が増えた方がいい。一見マザコンの男性に、家事スキルと自立した精神が備われば、イクメン適性も増えてマッチョに対抗できる。がんばってね。日本人より、海外の人から見るとよりショーゲキに違いない。そう思う内容だった。

 

お休みなさーい。