クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

野菜が届いた!

以前クラウドファンディングで支援した相手から、お礼の品が届いた。

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じゃん。採れたて野菜にお米などなど。
 
こちらは鹿肉をパックしたもの。

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これでローストビーフを作る予定、ビーフじゃないけど。
 
瓶詰めになっているのはゆず果汁。すっぱい。

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 ポン酢にしても良さげだけど、このまま炭酸水で割って飲んでみた。ビタミンC(ほんとか?)たっぷりな感じで、貧血気味でクラクラしてた身体がシャキーンと一気に覚醒した。足りないのは鉄分ではなくビタミンだったのか。。
 
 
一緒に映っているのは「ニンニク」。これは玉ねぎかいなと思ったけど、正体はニンニクだった。でかっ!比較のために普通サイズのニンニクと一緒に写してみた。ロースト鹿肉ビーフを作る時に、一緒にローストする予定。
 
 
通販で申し込む産直野菜も楽しいけど、「何が届くかわからない」ものが届く、こういうのも楽しい。ふるさと納税が人気の理由がちょっとわかった。楽しいからだ、あれ。「いいコト」をしたいというよりは、はっきりいってオマケ目当て。今回このクラウドファンディングに申し込んだのも、オマケに鹿肉が入っていたから。
 
 
鹿肉くらい自分で買えばいいんだけど、不要不急なものを買おうとすると、「世の中には欲しい物もガマンしている人がいるのに」「無駄遣い、贅沢」という脳内世論が騒ぎ出して、消費意欲にブレーキがかかる。
 
 
先 日の北海道マンゴー『摩周湖の夕日』のクラウドファンディングもそう。

waltham7002.hatenadiary.jp

 6千円出してマンゴー買うかというと、お財布的には買えてもやっぱり脳内世論がス トップをかけてくる。買えない人がいることを思い出すと後ろめたい。本気でそんなこと思ってなくても、「鹿肉ウマ~」や「マンゴーうま~」とでもTwitterに投稿すれば、 買えない人のことを思い出せと言ってくる人はやっぱり居る。でもそんなことを言い出したら、消費意欲がある人も逃げてしまう。

 
 
黙ってればいいだろという意見もあるけれど、手を掛けて育てられたものを食べるのは、黙ってないといけないほど「後ろめたい行為」とは違うでしょ。手を掛けて育てられたものの市場での存在感を大きくしたかったら、いいね・美味しいね、誰かの奴隷労働に支えられて工業製品化したものとはやっぱりひと味違うねと、声を大にして言ってもいいんじゃない。
 
 
クラウドファンディングのような仕組みは、”後ろめたい”気持ちを帳消しにしてくれる。結果、単に鹿肉やマンゴーを買うよりも、多めに支出してる。多目に支出する非合理な選択だから、長くは続かない。長く続かないから、そのうち鹿肉やマンゴーだけを買うようになる。
 
 
さくらんぼの佐藤錦夕張メロンのように、自分用には滅多に買わないけど、贈答用のラインナップに加えるかも。あるいは季節の贈り物として、ワンシーズンに一度は楽しむものにするかも。
 
 
いずれにしても、今夜は鹿肉ローストビーフなのさ、ふふふ。