クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

北海道でもマンゴー

マンゴーと言えば南国を代表するフルーツ。
しかーし、密かに北海道名物のひとつに育て上げようという計画も進行中で、思わず笑みもこぼれる。高級フルーツのマンゴー、ちょっとはお安くなるか。

f:id:waltham70:20150626232819j:plain

国内産マンゴーといえば、宮崎県産太陽のタマゴに沖縄県産が有名。南国のマンゴーは今時分、夏が旬のフルーツ。北海道産マンゴーは温室などを使って栽培し、南国産マンゴーが市場から姿を消す、冬場をねらったもの。
 
 
やったね、これで真冬でもフレッシュマンゴーパフェに困らない未来がやってくる。マンゴーは人気のフルーツだから、スイーツにもたくさん使われている。商業需要に応える側面が大きそう。北海道にはこれまでにも、冬季出荷をねらった十勝産マンゴー「白銀の太陽」があった。そこにまた、新たな北海道産マンゴーが仲間 入り。
 

www.musicsecurities.com

日本におけるマイクロファイナンスの先駆けにして、クラウドファンディング最古参でもあるミュージックセキュリティーズが、摩周湖の東、道東にある弟子屈町でマンゴー生産拡大のためのファンド募集を開始した。
 
 
ひと口31,710円と決してお安くはないんだけど、6千円相当のマンゴー現物支給つき。ボーナス時期でもあるから、こういうボーナスの使い方も悪くない。
 
 
摩周湖の夕日」と名付けられた、弟子屈産マンゴーは、川湯温泉などの地熱を利用して栽培されるとのこと。日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖川湯温泉にマ リモの摩周湖と、行くと楽しい道東の地だけど、ちょっと温泉浸かりに行くにはいかんせん遠過ぎるのよね。。札幌にもう少し近ければ、ほいほい遊びに行くん だけど。ちなみに十勝産マンゴーは、十勝川温泉の地熱を利用しているそう。すごいね、地熱。

www.hokkaidolikers.com

 
マンゴー、沖縄やハワイなんかだと庭木として枇杷みたいに植えられている。熟したら潔く自ら落下してくるので、旬の時期ともなれば、その辺りの地面がマンゴーだらけなんてことも珍しくない。もともと育てやすい、多分丈夫な木。そのせいか、南国でもとてもポピュラーなフルーツで、ミカン並みに安い。
 
 
ミカン並みに安くならなくてもいいけど、フルーツとしてもう少し普及してくれると嬉しい食べ物のひとつであることは間違いない。
 
 
地熱を利用した付加価値の高い新しい産業で、弟子屈界隈ももう少しにぎやかになるといいね。
 
 
今回のファンドは、ミュージックセキュリティーズが釧路信用組合と組んで始めた事業。地域の信用組合が拾い上げたネタを、全国に発信力を持つファンドが地域外に拡散させる、新しい試み。道東の地でも、お金は社会を変えるツールとして、威力を発揮することに期待。
 
 
お休みなさーい。