クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

小銭じゃらじゃら

支払の際に面倒がってお札ばっかり使っていると、あっという間に財布が小銭でじゃらじゃら、パンパンに。すごく不格好。
 
 
不格好になるのを防ぎたかったら、隙を見てこまめに小銭で支払うしかない。「細かいのばかりでごめんなさい」のエクスキューズつきで、お店が暇そうな時をねらってせっせと小銭を処分する。
 
 
クレジットカードや電子マネーで、支払いができるところばかりじゃない。スーパーやドラッグストア。食料品や日用品くらいは、サインレスで決済できるようになれば、小銭じゃらじゃらともオサラバできるんだけど。今のところ、日本はやっぱり現金大国だった。
 

thepage.jp

・決済に関する統計に電子マネーが加わったのは、なんと先月から
GDPに対するドルやユーロの2倍もの水準で現金が幅をきかす、日本は現金大国
 
 
「にこにこ現金払い」の明朗イメージが、浸透し過ぎた結果かも。
 
 
日銀統計によると、マネーストック(=世の中に出回っているお金の総量)のうち、現金は8%で、現金のうち電子マネーは0.2%にしかならないらしい。少なっ!
 
 
 
 
電子マネーはほとんどの場合、このどれかの分類されそう。そのほとんどが、少額決済にしか使われず、入金額の上限も2万円程度と決して高額ではない。
 
 
ち まちました支払いに、いちいち小銭出すのが面倒だから、電子マネーは重宝する。お茶やジュースにガムやチョコ。ちょっと欲しいなと思った時、お札崩すくら いだったら我慢する時がある。電子マネーにアマゾンワンクリックでお買物。我慢をスルーした先に、気軽にお買物な世界が待っている。
 
 
観光都市札幌住みだから、わりとしょっちゅう外国人観光客が小銭の扱いに困ってる場面に遭遇する。
 
 
日本語も英語もダメなのか。ワンモア100円プリーズみたいな店員さんとの簡単な会話が通じず、かといって禁じられてるのか、店員さんが客の小銭に手を出すわけにもいかず、レジがモタモタ。そんな光景が、わりとしょっちゅう繰り広げられてる。
 
 
店員さんが客の小銭に手を出すと、例え親切でやったことでもトラブルの元になることがあるから、手を出したくない気持ちもよくわかる。かといって、広い心でいついかなる時もレジがもたつくのを、温かい気持ちで見守れるほど人間も出来てない。
 
 
メンドクサっと思って別の店に行く。
 
 
これ、自分が外国人観光客になった時や、あるいは小銭が識別できないほど年寄りになった時、今度は他人からイラつかれることになる。
 
 
それもあまり心地良くない体験なので、電子マネー決済がもっと広がるのを期待してる。
・入金上限額が引き上げられて、使える場面が増える
・海外通貨にも対応して、入金時に交換レートが固定される
くらいに進化して欲しい。
 
 
小銭は両替の対象にもならないから、国際的にはお金未満の存在と言ってもいいかも。溜まった小銭を銀行のATMに入金するのも、そのうち制限かかりそう。自分がしないだけでよくわからないけど、今でも実はポピュラーだったりするのか。
 
 
小銭じゃらじゃらを解消すべく、今週はこまめに小銭で支払うことを心掛ける、メンドクサイけど。