クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

怒りを食べる人

10年も20年も30年も。とにかくずっと何かに怒ってる。はた目には怒りが生きる糧になってるとしか思えない人がいる。この人から怒りが消えたら、余生はどうやって過ごすんだろう。思わずそう心配する。

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#kawaii

怒ってる、怖そうに見えることで対価を得ていて、怒りは職業的なポーズだった。その場合は、怖そうに見えたら損をするとわかった時点で、お怒りモードからフェードアウトする。
 
 
あとには職業的ポーズでお怒りモードだった人につられて一緒に怒っていただけの、付き合いのいい人が取り残される。
 
はしごを外され裏切られたと感じた人は、お付き合いのお怒りモードから本気のお怒りモードに移行する。ここに、真正のお怒りモードな人が誕生し、職業的ポーズでお怒りモードだった人は、本当の意味でお役御免となる。
 
本 気で怒る人を引っ張り出すのが、主目的だったから。引っ張り出して、負のバトンを渡すのが目的だったから。渡されたものが負のバトンだと気付いた人は、本 気でお怒りモードから職業的ポーズでお怒りモードにスイッチする。負のバトンを首尾よく次に引き継げたら、それはプラスのバトンとなって恩恵に変わる。継 承を果たした人達の、仲間入りができるから。
 
スイッチしなかった人は、ずっと本気のお怒りモードのまま年齢を重ねて、重ねた年齢の分だけ引き返せなくなる。

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#flower

理想家肌の人は、理想が裏切られるとアンチに走りやすい。リアリストは、理想と現実の均衡点を探るから、状況に応じたペルソナを被る。
 
と ころで10年も20年も30年も同じことを繰り返していると、そのカラクリは周囲にも看破される。バトンを渡す相手が見つからない限り引退できないことを 看破した現実的な人は、お怒りモードの人から距離を置く。本気でもペルソナでも、巻き込まれたら危ういから。継承されない負のバトンは、プラスに転じるこ ともなくずっとマイナスのまま。
 
うっかりバトンを受け取ってしまったものの、自分の中の怒りを燃やそうにも火がつかない人は、人のために怒るようになる。これもまた、職業的ポーズでお怒りモードの亜種。

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#flower

そもそも理不尽な状況が原因だったのなら、原因となる理不尽な状況が改善されれば問題は消滅する。問題を根本から解決しようとする人は、問題の消滅に尽力する。
 
問題が消滅した後には、振り上げた拳の振り下ろし方に困った、中途半端なお怒りモードの人が残る。
 
問 題がないと存在も出来ないような人は、問題の解決を願っているのか問題の存続を願っているか。もはやどちらともつかない中途半端な存在となる。中途半端な お怒りモードな人の中途半端な振る舞いは、周囲の人の目を覚まさせるのにじゅうぶんとなる。ここで、お怒りモードの人が訴える問題から、世間一般の人が完 全に興味を失うモードに突入する。
 
お怒りモードの人とそれ以外の人と、埋めがたい溝が深まって温度差が広がることで、お怒りモードの人の怒りはずっと燻り続ける。仕組みを俯瞰しても言語化しても、終わらない変わらない。

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#kawaii

もやもやっとしたものを、言語化してすっきりした。