クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

時には吹雪

終日風が吹き荒れた日。時には吹雪いてもいたので、ひきこもって過ごした日曜日。人質になっていたジャーナリストが殺害されたニュースが朝からメディアをか けめぐっていた。でも、個人的には浜松で起きた原田橋が崩落したニュースの方が、大事件だった。これ、平時だったらこのニュースがトップニュースにきても おかしくない、大きな事故だと思うから。


<浜松・橋上ルポ>地響き「逃げろ」 消えた橋 | 静岡新聞

 
土木整備に携わる市職員の方が二人お亡くなりになっていて、亡くなられた方は、どちらも実務に精通した方。実務に精通した人を同時に複数失ったら、市レベルだともう実務がストップするんじゃなかろうか。
 
 
昨年の秋、大雪山に紅葉を見に行った時も、大雨の後でいたるところで土砂の崩落が見られた。中には人、やっぱり土木整備関連の方が亡くなっている現場もあった。
 
 
ひっ そりと地味に社会を支えてる人の死、実務家を失って混乱する現場の方に、よりシンパシーを感じる。ついでに、老朽化して建て替えを迫られてる社会インフラ の行方の方がずっとリアル。新製品や新しいテクノロジーの話題も好きだけど、それは生活を豊かにしてくれる予感があるから。直近で生活を豊かにしそうにない話題にも、同じく敏感になる。
 
 
縁の下の力持ち的なお話大好きだから、縁の下の力持ち的な人が蒙った災難に、よりシンパシーを感じる。誰に同情するにしろ、結局は大したこともできないなら、哀悼の意は縁の下の力持ちな人に表したい。