札幌から小樽へは、高速を使えば40~50分でたどりつける距離。ちょっと蒲鉾を買いに行ったり、海に向かってバカヤローと言いに行ったり。気軽に遊びに行ってます。
紅葉もまだ始まったばかりだった先月、小樽運河クルーズに行ってきた。
JR小樽駅から中央通りをまっすぐ海に向かって歩き、ホテルノルド小樽を過ぎて、橋を渡ったところが運河クルーズ乗り場。
今回乗ったのはこのタイプの船。軽妙トークで楽しませてくれるキャプテンのおかげで、気分はちょっとだけねずみ-ランドのジャングルクルーズ。ちゃんと小樽観光案内もしてくれるので、ためになった。
蒲鉾買いに来る場所だから、歴史とか有名どころとか、案外知らないんだよね。
所要時間40分ほどのクルーズ。運河から、ちょこっと海に出て、また運河に戻るコース。
ふだん歩いてる場所よりずっと目線が低い。ついでに橋の下なんかも通過する。
運河沿いは、倉庫街。輸出入が盛んで、石炭の集積地でもあり、北のウォール街として賑わった、往時の面影がほんのちょっぴりうかがえる。
民業の父・澁澤栄一が設立した、旧澁澤倉庫。この頃蔦はまだ紅葉が始まったばかりだった。ほんの少し前のことなのに。。抜けるような青空も、最近見てないな。
橋の下は鳩のワンルームマンション。
鳩一羽がぴったり溝におさまっていて、快適そう。
この橋を抜けた先は海。潮の香りが濃くなる。
海の上をしばし遊覧した後、再び運河に戻る。漁業権についての興味深い話しも聞いたはずなのに、すっかり忘れてしまった。
船の係留エリア。漁船もたくさん並んでた。ここだけ未来。37世紀までアリ。
イカ釣り漁船?
雰囲気のある北海製罐倉庫(ほっかいせいかんそうこ)は、かつて仮面ライダーにも登場したことがあり、「カニバブラー」という怪人と戦ったとか。
名付けが安直すぎる、カニバブラー。いってみればご当地キャラのはしりか。
人力車を頭上に仰ぐ。観光地での人力車、増えたなぁ。
月を改めた先日は、「しゃこ祭り」に行ってきた。晩秋が旬らしいです。
大釜で茹でられるしゃこ。なんだか憐れ。雪が散らちく中でのしゃこ祭りでは、温かいしゃこ汁はやっぱり人気だった。食べるの面倒くさいけどね。
焼きシャコがあったり。。
パエリアや焼きそば、ナポリタンにトッピングされたりもする。
謎 のしゃこ甘酒。「甘いんですか?」と思わず聞いてしまった。もしかして、粕汁みたいなものかと思ったので、念のために確認。「ばっちり甘くしときまし た!」と確約してもらったので、買ってみたけど普通に甘酒の味だった。なぜここにしゃこが入ってるのかだけが不思議。しゃこ祭りだからか。
初雪にして記録的なドカ雪だった名残りで、蔦に雪とツララ。
本格的に雪が降る時には、たいてい蔦の葉は散ってしまってるので、かなり珍しい光景。
雪が散らつく寒ーい日だったので、食べるもの食べたら早々に撤退した。
結局しゃこ、そんなに食べなかった。馴染みの魚屋さんと違って、殻剥いてなかったのよね。
お休みなさーい。
小樽紀行その2は、こちらのエントリーで。