クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

「歴史を感じる場所」 #地元発見伝

よそ者なので、かつてこの地に何があったのか。
今住んでる街の歴史には全く疎い。地元の人達の思い出話には、全くついていけない。

https://www.google.com/maps/preview?q=43.065711%2C141.342868
札幌市, 北海道北5条手稲通

とはいえ常時人が入れ替わってるような街なので、歩いていると、そうしたよそ者への配慮を随所に感じる。

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例えばこんな記念碑で。

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そうなのか、今は立派なマンションが建っているこの地には、かつて北海道大学の寮『青年寄宿舎』があったのか。なんてことが学習できるようになってる。
 
 
ラーメン二郎札幌店もすぐ近く。今も昔も大学生が闊歩する。そんな場所、土地柄であることが、よくわかる。当然北大からも徒歩圏です。
 
 
「時は移り、社会環境、生活条件の豊かにして多様に変動する時代となった。その社会的変遷のなかで青年寄宿舎独特の存在意義その重さを支えるべき入舎生の状況社屋整備の経済力は重責に耐える努力の限界をしめすようになり、ついに閉舎の時を迎えたのである。」
 
 
と、閉鎖に至る過程には、なんだかドラマがあったことをうかがわせる。
でもなんでこんなに硬い日本語なんだろう。。
「社屋整備の経済力は重責に耐える努力の限界をしめすようになり」ってグーグルさんが翻訳したみたい。
格調高い文章を書くコツが、わかったようなわからんような。
 
 
北大にはまた別の寮、恵迪寮もあり、そちらは寮歌である『都ぞ弥生』がお菓子名に採用されてるくらい著名。ブラックベリーのジャムをはさんだクッキーでなかなか美味です。規模が小さかったせいか、青年寄宿舎との扱いの違いが気になるところ。
 
 
製造元である千秋庵は、入れ物がかわいいバター飴だけでなく、郷土愛と母校愛をくすぐる『都ぞ弥生』のような商品も取り揃えて、観光客以外の顧客獲得にも熱心です。

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向かいの鬱蒼とした森は、『北大植物園』のもの。
 
 
そして、北5条手稲通りを東、札幌駅の方に向かうと、やはり鬱蒼とした緑に囲まれた豪邸が。

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地元に疎いので、しばらくの間はここを『北大植物園・別館』と勘違いしてた。実際は伊藤組土建会長「伊藤義郎邸」**で、そのうち高層の高級賃貸マンションが建設されることが決まってる。

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すぐそばの京王プラザホテル札幌並みの高さになるかも。
 
 
歴史を感じるとともに、着々と街の景観が生まれ変わっていくのも実感できる、そんな通りです。
 
**現在は居住されておらず、敷地内の自然環境を調査中とか。
 
 

「歴史を感じる場所」 #地元発見

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