暦の上ではまだ8月なのが信じられない、気分はすっかり秋の一日だった。日が暮れるのも早くなっちゃって。去りゆく夏が名残惜しい。
そんな中、赤レンガテラスがオープンした。
観光名所でもある道庁赤レンガ前の、北3条広場に面した商業施設。このビルのB1から4階までが赤レンガテラスになってる。
”新しい”という以外、特徴らしい特徴に欠ける外観のビルだけど、年季の入ったビルが多い中にあると、ただ”新しい”のも立派に特徴のひとつ。
オープン初日となった昨日は、このビルのある区画だけ瞬間的に昼間人口膨れ上がってた。朝も夕方も(ということは2回も通ってる)、人の流れは絶えることなく、大層な賑わいだった。
(出番を待つお祝いの花。瞬間的にお祝いの花バブルもあったに違いない)
マリオカートの人も、お祝いに?
カメラを向けると、ちゃんとポーズを取ってくれる、いい人や。
ブログに載せてもいいか聞いても「いーよ、いーよ」と鷹揚だった。
飲食店関係のお店がやっぱり多い、赤レンガテラス。
行ってみたいのは、ブルーノートジャパンがプロデュースした『ブルックリンパーラー札幌』。アルコールも出すブックカフェのようで、11時と遅くまで営業してるところもいい感じ。
北海道にゆかりのあるテナントも多い。
・CAFE YOSHIMI
・ベーカリー「coron」の2号店
・鶴雅グループが展開する「鶴雅ビュッフェダイニング札幌」
・ラーメン店「けやき」がプロデュースするビストロ
・椿サロンx円山パンケーキ
・ペシェ・ミニョンが展開するカフェレストラン
と、ローカルな人には人気のお店が並ぶ。
そんな中、最もびっくりした超ローカル店テナントが
大衆中華料理の「布袋」。
今までの店舗がこれだから。出世したにもほどがある。
決してきれいな店舗ではないのに、いつも混んでた。やや甘目の味付けのザンギをはじめとして、どの料理も外れが無い。
本店に店員急募の張り紙があったので、あぁ人手不足の波はこんなところにも。そう思って暗い気持ちになったこともあったけど、全くの杞憂だった。
赤レンガ道庁に合わせてか、敷石や外灯も赤レンガ風。統一感のある街並みを演出してる。
広場に鎮座した、モニュメント的な石。かなり大きい。なんだろう、いわくが気になる。
このビル、札幌駅と大通駅を地下で結ぶ、チ・カ・ホと呼ばれる地下大空間が開通して以降に、初めて出来たビル。
ただ札幌、大通の間を行き来するだけでなく、その間に地上へのラクラク導線が確保されたことで、人の流れも変わるかも。というより、変わることを大いに期待されてる。当分は混みそう。
お休みなさーい。