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クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

『AiR4KDP』読んだ。

読書
平地でも高原にいるような気分になれる、涼しい一日だった。

http://instagram.com/p/q_iej9O1FK/

#flower

発売記念キャンペーンで200円と、ずいぶんお安くなってた『AiR4KDP』を、アマゾンで買って読んでみた。
 
 
書店で売ってるような本を電子書籍化したものでも、ブログやメルマガなどどこかの媒体に掲載済みの文章をまとめたものでもない。KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)を使って、出版社を通さない「著者が直接届ける電子書籍」の本『AiR』の第4号。
 
 
サクサクッと読めて面白かった。サクサクッと読めるけど脳内ヘーボタンが連打される、コスパのいい読書だった。何てったって200円のキャンペーン価格が嬉しい。
 
 
ブログを巡回して読む感覚に、とっても近かった。
 
 
割と力の入った論考が読めるかと思えば、ゆるゆるヘロヘロした感じのものも読めて。
 
 
合計12名の書き手の中には、名前を知ってる人もいれば、全くはじめましての方もいた。はじめましてではあっても、ネットサーフィン(もはや死語か。。)してると、あー何か聞いた事あるという「何か」は必ず含まれてもいて。
 
 
そういう意味でも、ネットの持つ空気感をそのまま電子書籍のフォーマットに載せた感じだった。
 
 
今ネットで、何か新しいことを知ろうとすれば、興味のあるワードで検索していってサルベージするしかないんだけど、それだともうあんまり「新しい」に出会えないんだよね。。サルベージ力弱いのもあって。
 
 
自分の器に応じた「お馴染みのもの」しか見つけられない。なので、久しぶりに未知の「面白い」にヒットした感じ。
 
 
小説・エッセイ・論考・コミック・対談と、内容も多ジャンルに渡ってる。ネット眺めてる時も、ジャンル横断でいろいろなものを読みにいくから、まさにネットサーフィンをパッケージしたようなもの。
 
 
ネットで読むなら対談や論考が好きだから、面白いと思ったのもやっぱりそういうジャンル。
 
 
著者が直接届ける本だけあって、エッジがたってる。別の言い方をすれば、「ほんとかな~?」と思う部分もあって偏りがある。そこが面白さの源泉でもあって、ネットに落ちてる文章の原点を見るよう。
 
 
今後こうした文章を、サルベージ力の弱い個人がネットで発掘するのは、難しくなると思ってる。趣味、あるいは思うところあって情報発信を続ける書き手はいても、SEO対策とか、企業が力いっぱい検索上位を目指して投下したものと、同じ土俵にいる限り勝てるわけないから。
 
 
『文系の学問が廃れることと、今起こっていることは、やっぱり軌を一にしていると思う。』という部分には、力一杯頷いた。だからといって、やっぱり読んでもらってなんぼ、な部分もあるわけで。
 
 
ネットの文章もどんどん有料化されていったら、どんどん力んだ文章増えそうな気がしてる。対価に応じたサービスとして。
 
 
でも、来る日も来る日も力こぶ入った前のめりな文章に接してたら、とっても疲れる。ゆるゆるな気持ちで、暇つぶしに文章を眺める楽しみも、残って欲しい。
 
 
ゆるゆるヘロヘロでただ時間を浪費する。そんなものこそ有料で手に入る、貴重なものになったりするのかも。
 
AiR 4 KDP (電子書籍AiR)

AiR 4 KDP (電子書籍AiR)

 

 

アマゾンの発売記念キャンペーンは8月15日(金)まで。
お休みなさーい。