クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

コテージパイ

突然やってきた猛暑は速やかに収まりつつあって、少し涼しくなった。猛暑の中でのYOSAKOI大丈夫なのか?と思ってただけに、ひと安心。そのかわり、風がえらく強く吹いてる。

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 イギリスの家庭料理、コテージパイを作ってみた。なんちゃって風だけど。

 

コテージパイは、ひき肉の上にマッシュポテトをのせ、オーブンで焼いたもの。じゃがいもがたくさん消費できる。

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 牛肉で作ると「コテージパイ」、羊肉で作ると「シェパーズパイ」になるらしい。合挽きで作っているこれは、なんちゃってコテージパイ。簡単にできそうなレシピを選び、シチューのルゥを使って作ってみた。ミートソースを作るより簡単そうだったから。

 
じゃがいも3~4個を水から茹でて、粉ふきいもの要領で水分を飛ばし、熱いうちに潰す。牛乳50CC~100CC、バター20gを加えて、マッシュポテトを作っておく。
 
みじん切りにした玉ねぎ1個としめじ1パックをサラダ油で炒め、火が通ったらひき肉を投入、色が変わるまで炒め、ミックスベジタブル、トマトジュース半カップ、刻んだビーフシチューのルゥ70g(1箱の半分)を加えて少し煮詰める。
 
好みで、塩・こしょうを振って味を調えてください。

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 耐熱容器に、ひき肉のフィリング→マッシュポテトの順に敷き詰めて、粉チーズを振って、220℃のオーブンで20~30分焦げ目がつくまで焼いたらできあがり。

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 じゃがいも入りなので、これ一品でも十分にお腹がふくれる。

 

コテージパイは、イギリスの家庭料理かつパブには必ずあるメニューなので、ビールとの相性が大変よろしい。 ミートソース味もいいけれど、デミグラスソース風の味もたまに食べると美味。デミグラスの方が、煮込み時間も少なくて簡単。

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 じゃがいもを使ったレシピ、もう一品はキムチチャーハン。

 

キムチ味にじゃがいもが入ると、辛みが中和されてマイルドになってより食べやすい。
 
具はミックスベジタブルとソーセージ。角切りにしたプロセスチーズを入れる時もあり。ありあわせのもので出来るお子様向きのレシピだけど、こういうのが食べたい時もある。

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 すき焼きにじゃがいもを入れるご家庭も、世の中にはあると聞く。それって、肉じゃがとどう違うの???という疑問が、ふつふつとわいてきたりもする。

 
 
文字だけで読ませるレシピ本、あるいは料理本が結構好き。
 
完成品の写真さえない場合があって、本当にこれでいいのかと思いながら作ったり食べたりしてる。想像の余地、あるいは言い訳の余地を残してる感覚が多分気に入ってる。再現性100%のレシピ本だと、ちょっとつまらない。
 
 
文字だけの料理本に頼る時は、ここはもう少しこうした方がいいのかもと、行間に自分で何かを足していってる。その作業が、プラスアルファの楽しみ。
 
 
チョルバ・デ・ブルタなんて、字面だけでは何の料理かさえわからないものに挑戦するのもすごく面白い。食材を無駄にはしたくないけどね。
 
 
お休みなさーい。 
料理の四面体 (中公文庫)

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