クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

真夜中のギフト

伊豆辺りでは、濃いピンクの河津桜がそろそろ満開らしい。
うわー日本広っ。日が長くなったとはいえ、この辺りはまだこんな感じなのに。

f:id:waltham70:20140221034537j:plain

雪の量ならソチにも負けない。というより、ソチが冬季オリンピック開催中にもかかわらず雪少な過ぎ。昨夜、というより今朝まで起きてたから寝不足で、ついでにソファで寝落ちしたから、体の節々が痛む。徹夜もどきなんて、そうそうするもんやない。
 
 
そうそうするもんやないけど、起きてて良かった。ライブで見れて良かった。
あんなに素晴らしいものが見れるなんて、予想もしてなかったから。
 
 
こだわり続けたトリプルアクセルを成功させ、自己ベストを更新という、ボロボロだった前日のSPからは想像もできなかった見事なギフトもらっちゃった。
 
 
「辛くても諦めてはいけません。諦めなければきっといいこともあるんです」。そんなフレーズに対しては、適性と状況にもよるので、万人向けのアドバイスになりえない。そう思ってるけど、諦めなかった先にあった”いいこと”を目の当たりにしたなーと思ってる。
 
 
彼女はきっと、すんなり「次」に進める。
あ あすれば良かった、あるいはこうしておけば。そんな迷いや、今さらどうしようもないことに極力気を取られることなく「次」に向かっていける。迷いを捨てる ともちょっと違って、迷ったとしても進んでいける確かな手応えをつかんだ人の清々しさ。みたいなものを勝手に感じて、深夜に感極まってた。
 
 
過 去との折り合いって難しいから。放り出してしまうでもなく、ちゃんと(どころか全身全霊で)受け止めて。おまけに誰にでもわかるような最高の形で昇華し て。誰にでもできることではないから、いいもん見れたと思ってる。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番聴いたら、きっと何度でも思い出しそう。あーあの時とっ ても素敵なもの見たのよねって。
 
 
おまけ。コストナーがソトニコワを祝福する姿も素敵だった。トリノの時はコストナー、いまいち成績ふるわなかったんだよね。自国開催の重圧を知る彼女が、年若いソトニコワをせいいっぱいねぎらってるようで、優しいお姉さんっぽいところが良かった。
 
 

お休みなさーい。