クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

小松菜のポタージュ

畑菜と小松菜、全然違う野菜なのにどっちでもいいんだと拍子抜け。初午の日に合わせて「小松菜」レシピをアップしよう企画に連動してます。

 
小松菜、冬が旬のお野菜で、同じく冬が旬のほうれん草より当地ではなぜかお手頃価格で入手できるので、今の季節にはたいへんお世話になってます。
 
 
普段はとっても簡単に、ゆでて「からし和え」みたいな使い方してるんだけど、こういう機会でもなければ作らないレシピに挑戦してみた。イベント発動型生活者の自覚はたっぷりあり。
 
 
「小松菜のポタージュ」
レシピはスープ界のゴッド・マザー、辰巳芳子さんのレシピを参考にしてます。
小松菜だけで作ると「青汁」みたいな出来上がりになりそうなところ、じゃがいも・タマネギ・ネギも入っているので、全然青臭くなく自然なとろみも出るという、優れもの。

f:id:waltham70:20140203203225j:plain

 (写真下手なのであんまり美味しそうに見えないのがなんとも。。)
 
・小松菜は茎と葉に分け、別々にオリーブ油と塩を入れた湯でゆでる。
 ゆであがったら水にとって粗熱を取り、その後ほんとは氷水で〆るといいんだろうけど省略。 実際は鍋ひとつ、金属製のザル使用で両方をいっぺんに茹でてます。
・小松菜の茎は小口切りに、葉はみじん切りにしてミキサー等でピュレ状にしておく。
 
・鍋に薄切りにしたタマネギを入れ、たっぷりのオリーブ油(大さじ3くらい)を回しかけてからやや弱めの中火にかけて蓋をし、蒸らし炒めに。
 
・時々木べらで混ぜながら、小口切りにしたネギ、ローリエ、いちょう切りにしたじゃがいも、小松菜の茎も入れて、蒸らし炒めにする。
 
・じゃがいもが柔らかくなったら火を止めて、ミキサーにかけてピュレ状にする。ピュレ状になったスープにチキンスープ(チキンキューブをお湯でといたもの)を足し、塩で味を調える。牛乳を加え、最後に小松菜の葉のピュレを足して完成!
 

f:id:waltham70:20140203202415j:plain(牛乳を加える前のピュレはこんな色)

・オリーブ油と塩を入れた湯でゆでる
・蓋をしての蒸らし炒め
が、青臭くならずにすむポイントかも。ミキサーにかける前にローリエは取り出した方がいいんだけど、実はローリエごとピュレにすると、バジルか?と思うような風味がつくので、スパイス好きな人はローリエごとミキサーにかけてもみてもいいかも。
 
 
作り立ては緑の色も鮮やかだったんだけど、どんどん色褪せてきた。。辰巳芳子大先生のように、鮮やかな緑色の出来上がりにするのは難しい。さすがはゴッド・マザーだわ。省略せずに、レシピに忠実に作れば、もっときれいな緑になるのかも。
 
 
伏見稲荷大社、大変馴染みぶかい存在でしたが、「初午」にちなんだ行事や由来には無知でした。。何となく「初午」って江戸の行事という思い込みが。『御宿かわせみの』読み過ぎだな。初午だ酉の日だって、あちこち出歩いてるんだよね。江戸の人。
 
お狐さん、油揚げだけじゃなくて、青菜も好物だったのね。
最近のお狐さんはヘルシー志向?
 

 

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