クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

休日のオムライス

そやけど今は思うねん。オムライスはただのオムライスや。ただのごはんや。ばくばく食べたったらええねん。幸せは、絶対、もっといろいろや。休日のオムライスとか、日曜日の動物園とか、そないな幻想に負けたらあかん。うちは絶対、負けへんわ
 
とろとろの半熟玉子にスプーンを入れると、ケチャップライスがお目見え。玉子と一緒にケチャップライスを口に運ぶと、とっても幸せ♪ なんてことを書いてもおかしくないようなことも書いてきたんだけど、休日のオムライスに幸せを感じるとか、特にないです。
 
 
強いて言えばオムライス作ろうとすると、玉子用とケチャップライス用とフライパンが二つ必要になるので、「フライパンひとつで晩ごはん」より、時間にも気持ちにもゆとりがある時にしかできない料理だよねーとは思う。
 
 
休日のフードコートは人でいっぱいだった。ついでにカルディもバレンタインというイベント前のせいか、人いっぱいでお店の中にも入れなかった。カルディも圧縮陳列方式だから、お店狭いんだよね。
 
 
食べ物のことをいろいろ書くのは、「食い意地」張ってるからというのが一番正しい、私の場合。あと、単純に作業が楽しい。
 
 
例えば微塵切りに熱中してると、頭の中が無になる。以前ものすごく忙しくて、プレッシャーもきつい職場で働いていた時に後輩が、「頭の中を無にする、何にも考えずにできるのってパチンコくらいしかないんですよ」って言ってたけど、その感覚に近いかも。
 
 
ただ機械的に目の前の作業に没頭することで、ごちゃごちゃの頭の中をリセットする。それでいて成果物、お料理とかが目の前にあると、なんかすごい達成感と満足感に浸れるんだよね。
 
 
こ れも昔に読んだ本の中に書いてあったけど、不眠症を患った人が夜中になるとキッチンに立って、ケーキ焼いたり、手の込んだクリームシチューを作ったりして た。料理が出来上がるのはもう日も昇ろうかという時間帯で、その頃になるとようやく疲れを感じるからやっと眠れるようになるって書いてた。
 
 
作者は家族が多い人だったから、次々に料理作ってもなんとか消費されてたんだよね。寝つけない夜、普段は絶対やる気にならない「パン作り」にも今なら挑戦できるかなーって考えるけど、食べきれずに廃棄する可能性が濃厚なので、やんないんだよね。
 
 
休日がもっともやる気に満ちてるんだけど、お店の中さえ入れず、材料も入手できずにすごすごと帰ってきた。
 
 

ブランチ、休日にゆっくり朝昼兼用ご飯を食べさせるような、ファミリー向けのお店があったら流行ると思うんだけどな、今共働き増えてるから。

 

お休みなさーい。

 

この女

この女