クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

QB(クォーターバック)がどうして花形なのか、考えてみた

甲子園ボウルを見てた。 日大フェニックスVS関学ファイターズ戦は、ファイターズの勝利。今も昔も強いままでいいね。羨ましい。

 

つづくジャパンXボウルでは、オービックシーガルズの勝利。 アサヒビールシルバースター辺りで時間止まってるから、オービックが最近強いらしいなんて初めて知った。警視庁イーグルスなんてチームもあるんだねー。

 
こ れで、1月3日のライスボウルの対戦カードは関学VSオービックに決定。学生日本一と社会人日本一が戦って、一番強いチームを決めるのが「ライスボ ウル」です。多分会場はいつも東京ドームのはず。ついでに高校生日本一を決めるのはクリスマスボウルで、クリスマスボウルでも関学強し。
 
 
ごくせまい交友関係をもとにした独断だけど、日本人でアメフト好きな人は、例外なく理屈っぽい。ラグビーと似てるけど、アメフトの方がはるかに制約が多いスポーツだからかな。
 
 
制約が多い、野球のように攻守が入れ替わり、得点権は基本攻撃側にしかない。セットプレー主体で、常に静止状態から競技がスタートして、ボールが静止したらリセットされる。かなり激しいボディコンタクトもあるけれど、「くんずほぐれつ」の状態は、長くは続かない。あらなんかクレバーな感じ。
 
「ここはこうプレイするんだ、よしっ!」って、監督気分で観戦できるから、理屈っぽいファンが多いのかな。よくわかんないけど。作戦会議も異常に多いスポーツです。
 
 
QBといえばチームの花形で、スクールカーストの頂点にも君臨するポジションだけど、QBがどうしてそんなにすごいのか、暇つぶしに考えてみた。
 
 
11人いれば試合ができるんだけど、そのチーム構成が
ダルビッシュ級 1人か2人   司令塔あるいはパス出しの人
イチロー級    4人     足早くてキャッチングの上手い人
・相撲取り級   5~6人    ブロック要員
兼務でいいんだけど、ここにキッカーとして俊輔級がいる、そんなイメージ。めっちゃ適当です。
 
 
まずダルビッシュがパス出すじゃん?
イチローがボールキャッチして走るじゃん?
そしたらすかさず相撲取り(相手チームのね、念のため)が、通すもんかよって感じでブロックにくるわけよ。
 
ベシッ!バキッ!って音聞こえてきそうで超こわい。
イチロー走らすために、自チームの相撲取りも負けずに相手をブロックして。
 
 
見たことない人にアメフトのプレーを説明するの、すごく難しいと思いながら書いてる。プレーのイメージも適当です。ラグビーはボールを持った人が一番前を走ってるけど、アメフトはボールを持った人が一番後ろから走ってきて、相手陣地目指す。そんな感じ。数回しか観戦したことのない、いまだに知らないルールの方がはるかに多い、そんな人の目からみたアメフト。
 
 
接触プレイが多いから、体格のいい人すごく多い。体格いいと有利なのは確かだけど、足早いとか体格に勝る何かがあれば、案外大丈夫みたい。スリムな人と全身筋肉な人がチームに混在してる。
 
 
QBは、イチロー役も、相撲取りにも、俊輔みたいな華麗なプレーもできなくてもいいけど、それぞれ個性も才能も違う選手をまとめて、言う事聞かせなきゃなんないから、そりゃ大変ね。
 
 
「こいつの言うことは聞かなきゃ」「聞いとけばいいことあるから」そう思わせる人じゃないと務まらないから、一目置かれるんだね、きっと。
 
 
近代スポーツの中でも最も習得が難しいポジションなんて書かれてるけど、実際に体動かせて、戦術選んで、指示出してゲームメイクするんだから、やっぱりす ごく難しそうなポジション。
 
 
一芸に秀でてるだけではダメで、プラスアルファを求めてるくるんだから。そんな過酷なプレイを、幼い頃から娯楽として楽しんでる、アメリカンスタンダードに勝つのはそりゃもう難しいから、やっぱ剣道とか薙刀とか、伝統芸で勝負した方が良さそう。