クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2013年思い出の曲

もう今年を振り返らないといけない季節なのねー。

 

紅白の出場歌手を眺めてても、よく知らないなーって名前がいっぱい。オリコンランキング見てもぴんとこない。これまでは「歌詞の無い」インストゥルメンタル聴いてることが多かった。でも『glee/グリー』に入れ込んで、歌詞のある曲を聴く楽しさに再び目覚めた。そんな感じのライトユーザーだった。

 

そこに今年は、歌詞をハミングする楽しさも加わった感じ。きっかけは『潮騒のメロディー』。80年代(または80年代風)の歌って、今よりももう少し曲全体がスローで、歌詞が耳に残るようにできてたんだなーって、改めて思った。

 

メロディーに、言葉遊びみたいな歌詞つけて歌ったような、ふわふわした感じの曲も楽しーし、かわいいから好き。Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅみたいなの。

 

彼女たちの曲聴いてると、あーここに日本のてっぺん、もしくは世界のてっぺんがギュッギュッと凝縮されてるんだなーって思う。最先端、ボクラのアカルイミライを垣間見てるような気分になるんだよねー。『2013 THE TOP  OF JAPAN』って、脳内で勝手にテロップ貼り付けて見てる。

 

で、すごいなー最先端だよーって仰ぎ見てると首疲れてきちゃう。なので視線徐々に下げていったら、聞こえてきたのがフレーズ、『潮騒のメロディー♪』って、もっとゆっくりしたメロディーに乗せた歌詞だった。

 

Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅ、あるいはレディーガガなんかもそうなんだけど、もう映像、パフォーマンスと切り離して考えられないの。耳で聴いて、目で追うでしょ?五感全部使って最先端追いかける歳でもないから、歌詞がすとんと胸に落ちるくらいでちょうどいいんだよね。曲は曲、歌詞は歌詞、映像は映像。そんな風に切り離して何度もハミングして。労働の際なんかに、機嫌よくハミングして味わってる。

 

メロディーと渾然一体となった、一番盛り上がる部分にこれでもかーって情感盛り上がるような歌詞つけるのも、考えたらすごい技術だよね。

 

そんでもって何回繰り返しても『ジョニーに伝えて 千円返して』の意味、全然わかんないし。

 

わかんないけど、何回もハミングしてるうちに、きっとジョニーと千円の因果関係なんかどーでも良くなっていくんだよね。ジョニーといえば千円借りパチ野郎って刷り込まれるまで。

 

もしかして、10年20年先の誰かが「借りパチ」の代名詞、「あいつはジョニー」のルーツは『潮騒のメロディー』にあり!とか言って、得意げにぶちかましたりするのかも。そういう未来へのボトルメールもまぎれこんでたら楽しーな。

 

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