クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ホイリゲ

今日も寒かった。外歩けないってほどじゃなかったけど。

 

一瞬たりとも寒いのは嫌なのに、なぜか洒落っ気出してショートコートにしてみたら、寒いのなんのって。お洒落ってやっぱ気合いだわ。そんでもって、洒落っ気も気合もいいから、暖かいのが一番って痛感した。今でもコートの下は半袖って人たまにいるけど、皮膚の出来が違うんだね。40度超の炎天下、湿度80%超えてても平気な分、寒さへの耐性ないんだよねー。

 

地球が温暖化してるのか寒冷化してるのか。素人にはどっちが正しいのかよくわかりませーん。でも、ワイン産地のボルドーでは以前より気温が上昇しつつあって、このまま温暖化が続けば、今後はワインの名産地も北上していくって、誰かに聞いたんだよね。

 

イギリスといえばビールやスコッチでしょって思うけど、イギリス産ワインが高級品になる未来もあるのかも。あと北欧産とか。そっちはさすがに寒すぎて無理かな。

 

スーパーやデパ地下の食品売り場がやけに華やかになってて、クリスマス・年末商戦の前倒し???アベノミクス???って思ってたら、ボジョレー・ヌーボーの解禁日だったのねー。

 

グーグルさんは、「ニルスの不思議な旅」の作者、セルマ・ラーゲルレーヴの誕生日なんてレアな情報教えてくれるし、ハッピーハロウィンで騒いだりもするのに、ボジョレー・ヌーボーには冷淡なのね。時差の関係で、明日に持ち越しなのかな。

 

季節感に乏しい生活送ってるから、グーグルさんと、デパ地下ディスプレイ(通り抜けに使ってる)・コンビニなんかが季節を感じる最も身近な存在になってる。そんで、冬至にカボチャ食べてゆず湯に入るような人だから、ヌーヴォーに乗じてちゃっかり新酒買ってみた。”ホイリゲ”っていうオーストリア産白ワインの新酒。

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買っただけ、飲むのは週末。ボジョレー・ヌーボーと違って、聖マーティンの日である11月11日の11時11分解禁なんだって。細かっ。11月11日といえば、日本ではポッキー&プリッツの日じゃん。もやしの日でもあるけど。聖マーティンの日なんていう、由緒正しい記念日だったのにねー。日本に来れば、豚まんやチンアナゴの日に化けるんだから、文化の違いってすごいわ。対話する気も失せるってもんだわ。

 

11月11日から1年間出回る白ワインをホイリゲって言うんだって。ついでに、ホイリゲを提供する酒場もホイリゲって呼ばれるらしい。そんで、11月11日は冬の始まりの日で、カーニバルシーズンの始まりでもあって。

 

なんか師走みたい。日本酒の新酒も冬に出回るし、師走に入ると年越し・正月で慌ただしい気分になるのは、感謝祭っぽいイベントやクリスマス準備の忙しさに通じる。聖マーティンの日に食べるとされる、ガチョウと紫キャベツとジャガイモは、冬至の日に食べるカボチャやゆずと思えばナルホドだし。

 

一見ぜーんぜん違う文化だけど、愛でるもの、大切にしてる、あるいは喜んで享受してるものが同じだと、なんだ意外と話せるのかもって、割とあっさり心の距離も縮む。

 

違うところばっかり目につくんだけど、大事にしてるものは同じで結びつく場合と。同じようなところの方がきっと多いんだけど、根本的に大事にしてるものが違うのに結びつく場合と。どっちの方がより心が狭いのか。よくわかんないわー。とりあえず今日も好き勝手に書いて終わり。

 

お休みなさーい。