ブラジルでは確か曜日ごとに大体食べるもの決まってて、月・火は牛か豚、木曜は牛か鶏、水曜か土曜はフェイジョアーダ(豆料理)で、金曜日は魚料理の日。そんな風に覚えてて、金曜日の魚料理は鉄板だけど、あとの曜日はほんとに正しいかどうかは自信ない。
家が商売やってて忙しいお宅なんかでも、曜日というより何日(例えば10日)には何を食べるか決まってて、忙しい分献立考えずに済むよう、合理的にできてるのねーって感心してた。
料理するより献立考える方が面倒くさい。家庭で食べるご飯だって
・納期が決まってて 大抵納品=ご飯食べ始めるまでそんなに猶予ない
・予算決まってて 食費はひと月にいくらまでか上限設けてる
・在庫管理も必要 冷蔵庫や買置き食材把握してないと、食材に無駄が出る
だったりするので、そりゃ面倒だし、頭痛い。
ご両親が共働きで、同居してるお祖母さんが食事担当だった友人が
「昔、おばあちゃんが朝ごはんの時に、今日の晩ごはんは何食べたい?って聞いてくるのがすっごい嫌で、そんなこと聞いてこないで!って怒鳴っちゃった。今考えると悪いことした」って反省してた。
自分が家族のために食事の支度するようになると、作りたいものより、食べさせたいもの優先させたくなるから、お祖母さんの気持ちもわかるようになったんだよね。
朝ごはんの時に、晩ごはんのリクエストという質問に答えるのは、何となくその日のやる気削がれて嫌っちゃ嫌だけどね。
今日はこれ食べたい!って、激しい自己主張があれば別だけど、義務として食事の用意する時の献立は、できるだけ頭使わずに済ませたい。かといって、同じ物を繰り返し食べるのも飽きるから嫌。
実践してるのは、和・洋・中華時々エスニックを繰り返しつつ、メインの食材も肉・魚・植物性タンパク質(豆腐類)の組み合わせ。
今日は和食で魚メインだったから、明日は肉メインの洋食にして、明後日は麻婆豆腐。みたいな感じ。週に一度はパスタやカレーっぽいものでラクしてる。
ちゃんとした食事を毎日用意すると疲れるから、焼くだけでいい冷凍餃子や、一品加えれば完成する加工食品も常備してる。イナバのタイカレーシリーズも。
旬の食材は総じて安いから、秋刀魚おすすめレシピや茄子おすすめレシピみたいなところから、作りたいものピックアップして冷蔵庫のホワイトボードに書き出しておいたりする。
何作るか迷ったら、このレシピの中から作りましょうっていう、未来の自分への指令。そうやって色々作ってるうちに、「定番のメニュー」が自然と決まってくる。
ひとつの食材、例えばほうれん草だったら、メインにするんだったらグラタン系かパスタ系か。サブだったらサラダかお浸しか。
そんな風に地味にトライ&エラー繰り返して、出来る品数増やしていった。あんまりショートカットの参考にはならないお話しでした。
鍋から直接ラーメン食べてたような人でも、必要に迫られたり、趣味に目覚めた結果、ルゥから手作りしてカレーや煮込み料理作るようになったりしてた。必要に迫られた人は、まぁ結局何とかなるし、してるんじゃないでしょうか。
お休みなさーい。